小村あゆみ先生の作品、
「Full Dozer」を読みました。
幼馴染に恋をする男子高生が、
その幼馴染を追いかけ芸能界に飛びこんでいくというストーリーです。
絵がとってもきれいで読みやすかったです。
少女漫画なのに主人公が男の子というのも新鮮でした。
ヒロインもありきたりな美人ではなく個性的でよかったです。
「Full Dozer」で検索して下さいね。
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Full Dozer のあらすじ
室戸涼真(むろとりょうま)はごく平凡な男子高生。
涼真の幼馴染・真中茉央(まなかまお)は美人で
見た目は大和撫子のようだといわれるが、
中身は自分が決めたらどこまでも突き進む、
ブルドーザーのような女の子。
そんな茉央に片思いをしている涼真は、
なかなか自分の気持ちに素直になれずにいました。
ある日、茉央は売れない俳優の
本条隼人(ほんじょうはやと)に出会い、
普段は芸能に興味のなかった茉央ですが、
隼人との出会い以降どんどん「本条隼人」にハマっていきます。
隼人のことを、ファンとしてではなく
本気で好きだという茉央。
涼真は焦りを感じて
「芸能人は生きている世界が違う」と
冷たい言葉を放ってしまいますが、
そんな涼真の言葉に対し茉央は
「私はあの人と同じ世界に行く」と
芸能事務所に入ることを決断するのです。
茉央の決断力はすごいですね。
しゃべり方も武士のようで、何とも男らしいヒロインですが、
隼人にときめく姿はかわいかったですね。
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Full Dozer のネタバレと感想
そんなあるとき、茉央の両親に
芸能界入りした茉央の様子を見に行くように頼まれて
東京までやってきた涼真は、
茉央が活躍する姿を見て
「自分とは世界が違う」と感じてしまいます。
その時、茉央のポスターの前で落ち込む涼真に
ある男性が話しかけてきます。
その男性は高津憲二郎(たかつけんじろう)。
ある芸能事務所のスカウトだったのです。
茉央と同じ世界に行きたくてスカウトに飛びつく憲二郎ですが、
その事務所には今や売れっ子俳優でもある恋敵・本条隼人も所属していて・・・。
涼真は平凡な男子高生という設定ですが、
十分行動力も決断力もありますね。
表情が豊かで母性本能をくすぐられるかわいいヒーローです。
自分で芸能界に飛び込んできたのに、
「人前で演技することが恥ずかしい」と
真っ赤になる涼真がかわいかったです。
でも、その気持ちは共感できますね。
芸能関係の漫画だと、たいてい才能があるか、
やる気に満ち溢れている主人公が多いので、
演技を恥ずかしがるというのは新鮮でした。
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Full Dozer まとめ
そして、恋敵の隼人は男前で才能もあって
優しくていい人という完璧人間なので、
今後涼真がどう頑張っていくのかは見ものですね。
まだ1巻しか読んでいないので続きが楽しみな作品です。
この作品は全3巻で、完結しています。
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