青池保子先生の
「エロイカより愛をこめて」を読みました。
シーザー、シュガー、レパードの3人は、
ある日、老人から超能力を授かる。
その能力を使って、絵画の次々に盗んでいく、
エロイカという名の、盗賊団に挑んでいく。
しかし、シーザーがエロイカを率いるグローリア伯爵に気に入られてしまった!!
シーザーの運命は?!
また、エロイカ盗賊団は次に狙うのは?!
「エロイカより愛をこめて」で検索して下さいね。
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エロイカより愛をこめて のあらすじ
幼馴染の、シーザー、シュガー、レパードの3人は、
ある日迷子になった山の中で、
老人から特別な力を授かります。
シーザーはもともとの知能に、
さらに拍車がかかり、今では大天才。
シュガーは五感が従来の人間より発達。
特に、第六感と呼ばれる、危険予知能力は、超人。
レパードは、体力・運動能力が以上に発達。
見た目は、シーザーは、中性的な美しさを持ち、
彫刻や絵画に似ているとされるほど。
シュガーは、昔の松田〇子のような、アイドル風。
レパードは、とても男性的で、凛々しさが魅力的です。
3人は、シーザーとシュガーの好きな絵画を見に、
ある美術コレクターの家を訪れます。
そこで、神々しい伯爵と出くわします。
彼は、ドリアン・レッド・グローリア伯爵。
見た目、ベルサイユの薔薇を連想するような、
金髪、縦まきロールの髪型、
常に前がV字に大きくあいた洋服。
古めかしい美青年で、ちょっと好きにはなれません。
この伯爵、実は、
世界の名画を大胆にも盗んでいくエロイカと名乗る窃盗団の首謀者です。
伯爵は、コレクターの家でシュガーと出会い、
彼の美しさに一目惚れします。
そんな中、コレクターの絵がエロイカによって盗まれてしまいます。
風変わりな刑事に疑われる3人。
そして、3人の能力を使って、犯人を捜査することにします。
次に盗まれる絵をつきとめた3人は、
現場へ向かい、シーザーは伯爵と再会します。
愛をささやく伯爵に、動揺するシーザー。
一方、シュガーはエロイカの正体が伯爵であるということに気が付きます。
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エロイカより愛をこめて のネタバレと感想
シーザーに似せた芸術品を作成し、
伯爵をおびき出そうと計画しますが、伯爵にシーザー、
芸術品とも奪われてしまいます。
2人を殺すと言われ、伯爵に従うことを約束するシーザー。
そんなシーザーに、伯爵はキスをします。
失神してしまうシーザー。
シーザーは恋愛経験がなかったうえに、
初めてキスした相手が男性・・・。
失神するほどのショックを受けたのですね。
その出来事以降、シーザーは伯爵に恋い焦がれるように。
同じころ、NATOのクラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐は、
シーザーの能力について、調査を依頼されます。
少佐は、ナルシストを嫌う、誇り高いジャーマンです。
そんな少佐と、伯爵が、少佐の家で鉢合わせします。
水と油のように正反対の二人。
シーザーの調査にむかう少佐と、
少佐とともにイギリスに向かう絵画を狙う伯爵は、
イギリスで対決することに。
結果は・・・絵画を盗むことに成功する伯爵。
そして、伯爵は、その絵とシーザーとの交換を持ちかけます。
なんとかシーザーを助け出した伯爵。
戦車まで動員して戦う少佐ですが、
結局伯爵の勝利で終わりますが、二人で戦ううちに、
少佐の美しさに惹かれ始める伯爵。
もう、なにがなんだかわからない展開になってきました。
こうして、少佐と伯爵の闘いの歴史の幕が切っておとされました。
次に伯爵がねらうものは?!
二人の闘いはどうなる?!
古い作品ですが、登場する人が、
絵画のような美しさは、時代関係なく素晴らしい作品です。
しかし、ギャグ的内容が随所にちりばめられているため、
面白い一方で、話の展開についていけないところもありました。
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エロイカより愛をこめて まとめ
伯爵と少佐、正反対の二人の友情?愛情?
で結ばれた闘いの行方はどうなるか気になります。
「エロイカより愛をこめて」は39巻まで出ていて、完結しています。
この作品は、芸術作品のような美しさと、
奇想天外な展開が楽しめる作品です!
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