森永あい先生の
「園芸少年」を読みました。
平穏な進学校に入学した篠崎達也は、
てきとーに要領良くがモットーの男子高校生。
おとなしいタイプで心なしか表情もぽやんとしています。
同学年の大和田は見た目コワモテだけれど、
中身はちょっとイイ奴だったり几帳面な一面も。
そんな二人がふとしたことから園芸部に入ることになり…!
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園芸少年のあらすじ
篠崎は悟り世代というか
事なかれ主義と言いましょうか、
とにかくフツーに平穏無事に
高校生活が送れればいいと思ってます。
大和田は一見するとヤンキーっぽいんだけど、
実はじぃさんばぁさんを気遣う優しさがあったり、
倒れた自転車を一緒に起こしてくれたりと(しかも超几帳面に!)、
“人は見かけによらない”を体現してるヒト。
いくらダリーとか
メンドクセーとか言ってても男子高校生、
やっぱり有り余るパワーのようなものがあると思うんですよね。
それの向かう先がこの二人の場合は
たまたま出会った
園芸だったってことなんだなと。
何気なくコーラに入ってた
氷の解けた水を鉢にかけたことから
翌日気がつく元気になった葉っぱ。
そりゃ『すげ』ってなるのわかります!
そんなささやかな感動が、
人の原動力になったりするんですよね。
園芸部顧問のじぃちゃん先生にお礼を言われて、
真っ赤になって照れている大和田くんは、
顔に似合わずキュートです(笑)
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園芸少年のネタバレと感想
てか休み時間(?)は
ネクタイもベルトも緩めてるのに、
それをちゃんと直す彼はやっぱり根はイイコ。
なんかおじいちゃん子か
おばあちゃん子じゃなかろうか?
なんて想像してしまいます。
だっているよね?!こんな子(微笑)
“草がダラーンからピンになったことがおもしろかった”
と言う大和田とそれに同意する篠崎、
意外と合理的に考えあまり乗り気でない篠崎を
説得(?)する大和田は、
案外オトナなのかもしれませんね。
種を砂とか、
ごはんにふりかけかけてるみたいとか、
まるっきり素人な感じも悪くないです。
でも最初はわかりやすい成果が
目に見えてあるけれど、
やはり何事もそうであるように
そんな簡単なもんじゃあないんですよね。
だけれどもそこに園芸の奥深さがあったりして、
今後のどんなお話が繰り広げられるのか、
彼らの高校生活が楽しみです。
ダンボールくん(?!)が
ぐるっと振り返るシーン、
これぞ森永ワールドな面白さって感じがしました(笑)
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園芸少年 まとめ
全体的にほんわかした雰囲気に包まれていて、
園芸というテーマと今どきの
草食系男子が取り扱われているので、
優しい感じの読みやすい作品だと思います。
「園芸少年」は4巻で完結しています。
「園芸少年」はほのぼの園芸ライフな作品でした!
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