一井かずみ先生の「どうせもう逃げられない」を読みました。
野田蔵なほの夢は“普通のOLになること”
その夢がほぼ決まりかけていた最終面接を前に、
当面の生活費を稼ぐためにデザイン事務所の面接に赴く。
そこで偶然出会った最低オトコ向坂拓巳は、
なんとそのバイト先の社長さんで…!
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どうせもう逃げられないのあらすじ
すし詰めの通勤電車に同僚とのランチ、
楽しみなお給料日と隣の席の優しい先輩とのロマンス…、
そんな甘~~い妄想を描いてOLに憧れているなほが、
まんま単純で可愛らしい女の子として登場します。
そんな彼女にとって、
平気で人の気持ちを傷つける拓巳という人物は、
最も信用ならない天敵のようなもの。
その拓巳自身も自分のことを小狡い奴だと自覚していて、
なほに“頭がお花畑だと
どこにいたって狡猾な奴にいいようにされる”
と警鐘を鳴らすんですけれども、
それに対してすら真正面から向き合おうとするなほに、
真っ直ぐに生きている人間の強さみたいなものを感じました。
…結局信じていた“面接仲間?!
”島津くんにまんまとだまされて、
あんなに期待していた就職を
棒に振ることになるんですけどね(苦笑)
そんななほに、
折にふれて優しさをみせる拓巳って、
ギャップ効果抜群でズルいですよね~、
そりゃ“惚れてまうやろー!!”
な要素満載なんですから(笑)
…なんですけれども、
“最高の片想物語”との触れ込みもあるように、
キスやらハグやら思わせぶりなやり取りは随所にあるものの、
なっかなかつき合うという状況にはならないところが、
このお話のじれったいところでもあり面白味でもあるんでしょうね。
そういう片想いしているときの
切ない気持ちの揺れ動きとかが好物だという方には、
是非オススメのお話です。
絵も甘すぎない可愛らしいタッチで、
男女共に魅力的に描かれています。
個人的にはとっても好み♪
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どうせもう逃げられないのネタバレと感想
なほのことが好きだという同僚の余くんが
とってもイイ人で
なかなかいい味出してると思うんだけど、
悲しいことに脇役の域を出ないですねぇ。
ストーリー的にはそんなに意外性はなく、
なんとなく話の展開も結末も
予想がつく設定ではありますけれども、
この先どう展開していくのか何故か気になって、
目が離せない魅力を持っていると思います。
なほを“のらくらちゃん”と呼んで小馬鹿にしたり、
のらりくらりとヒトの中を渡り歩く、
そんな拓巳が抱えている過去の大きな傷と後悔、
そこにこそ片想いやら
様々な状況を打破するヒントが潜んでいて、
それをどう解決していくかが
最大の山場になってくるんですね~、
うーん気になるっ。
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どうせもう逃げられない まとめ
「どうせもう逃げられない」は10巻で完結しています。
「どうせもう逃げられない」は存分に片想いを堪能できる?!
作品でした!
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