最富キョウスケ先生の
「電撃デイジー」を読みました。
「何があっても 守ってあげる」
「僕は いつでも 君を―」
携帯で連絡を取り合うだけの相手、ＤＡＩＳＹの言葉を心の支えに、
一人で生きて生きた女子高生、照。
そんな照はひょんなことから、学校の悪徳校務員、
黒崎の手下としてこき使われることに。
下僕として照をひどい扱いをしながら、照を助ける黒崎。
そこに兄の残したなにかを狙うものが現れ・・・照の運命が動き出す。
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電撃デイジー のあらすじ
女子高生の照は、兄を失くし、一人で生活しています。
そんな照の心の支えは、携帯のメールでやりとりをする相手、ＤＡＩＳＹ。
ＤＡＩＳＹの
「何があっても 守ってあげる」
「僕は いつでも 君を―」
この言葉を胸に、貧乏人といじめられても、
弱さをだれにも見せずに頑張っています。
ある日、学校の窓を割ってしまいますが、弁償するお金がない照。
校務員の黒崎に手下として働かされることになります。
照をこき使う黒崎ですが、
照をいじめている生徒会の手下を脅したり、照をかばう一面も。
時より照を切なそうに見つめる黒崎。
もしかしたら、ＤＡＩＳＹは黒崎なのかもしれません。
生徒会長から相談を受け、
照は生徒会費などが一人の教員によって使い込まれている事実を知ります。
しかし、教員に見つかり、大ピンチに陥りますが、
ＤＡＩＳＹに助けを求めます。
ＤＡＩＳＹはあっさり証拠を取り出し、照に
「おまえを見守ってるよ」という言葉を残します。
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電撃デイジー のネタバレと感想
翌日、黒崎に、ＤＡＩＳＡは黒崎なのかと問う照。
なぜそう感じたのかは不明ですが、照はなにか思うところがあったようです。
そして、バカにしたように否定する黒崎。
照はそれ以上疑っていないようです。
黒崎は、風邪をひいた照を看病したり、
照の大事な携帯を取った男を脅して取り返したり、
照を陰ながら見守っています。
そして、寝ぼけて黒崎をＤＡＩＳＹと思って話す照に、キスを！！
黒崎は女の子として照を好きなのですね。
悪い男に騙されそうになった友達を連れ戻そうとして、
逆に自分も絶体絶命のピンチに陥った照。
それを助けたのも黒崎でした。
今回はＤＡＩＳＹとしてではなく、黒崎として助けます。
危険なことをした照に、黒崎は本気で怒ります。
そのことに、胸がきゅうっとなる照。
照も黒崎が気になっている様子です。
そんな中、兄の元同僚で、黒崎も知っている男、
竹田が、教師として照の学校にやってきます。
照の兄が残したなにかを探しているようで、
照の家も荒らされ、帰宅した照は動揺して黒崎の元に。
ＤＡＩＳＹに連絡したが助けに来てくれなかったことを竹田に指摘され、
悔しかったと泣く照を、黒崎は優しく抱きしめます。
ＤＡＩＳＹからのメールに、落ち着いた照ですが、
なぜ自分が黒崎の元に行ったのか、
自分でも解せない様子の照。
一方、黒崎は知り合いのマスターに、照の兄を殺したのは自分で、
「あの子に惚れる資格がないんだ」
とつぶやきます。
黒崎と照の兄の関係は？！
ＤＡＩＳＹであることを照に隠しながら、
校務員として照を見守る黒崎に読んでいて切なさが募る作品です。
黒崎が照を見る表情が、切なそうだったり、
優しかったり、悲しそうだったり、愛おしそうだったりと、
黒崎の気持ちによってかき分けられていて、読んでいて、とてもキュンとします。
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電撃デイジー まとめ
また、凛とした強さのある主人公照がとても魅力的な女の子です。
今後、照がＤＡＩＳＹではなく、校務員としての黒崎への気持ちをどんな風に自覚するのか、
照の兄の死の真相は・・・など先がとても楽しみな作品です。
「電撃デイジー」は16巻まで出ていて、完結しています。
この作品は、魅力的な主人公と大人の男の切ない恋に、キュンとする作品です！
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