なるしまゆり先生の
「ぼくと美しき弁護士の冒険」を読みました。
突然今まで一度も会ったことのなかった父親の遺産を受け継ぐことになった高校生と、
彼の担当をしたいと押しかけてきた弁護士が、
遺産を相続するにあたって様々な謎に直面するミステリーです。
全体的にシリアスな物語なのですが、
キャラクターやちょっとしたやり取りなどコメディーっぽさもあって良かったです。
漫画というよりも小説っぽい作品だなと思ったら、
作者のなるしまゆり先生はライトノベル作家さんだったんですね。納得です。
「ぼくと美しき弁護士の冒険」で検索して下さいね。
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ぼくと美しき弁護士の冒険 のあらすじ
野原灯(のはらあかり)はなんの変哲もないごく平凡な男子高校生。
そう自分では思っているが、何故か不思議な力がありました。
それは灯がいるとみんな穏やかな気持ちになるということ。
というよりもその場にいる人が灯の気持ちに
同調しているかのような現象が起きるのですが、
そのことは灯自身もはっきりとはわかっていません。
そんな灯は早くに母親を亡くし、
今は母方の伯父に引き取られて暮らしています。
父親には生まれてこのかた会ったことはなく、
知っていることはどうやら大正生まれで高齢ということだけ。
灯は父親のことに大して関心はなく、
育ててくれている伯父に迷惑をかけたくないから
早く自立したいということをいつも思っていました。
絵がキレイなので、物語が少し難しくてもスムーズに読めて良いですね。
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ぼくと美しき弁護士の冒険 のネタバレと感想
そんなある日、灯のもとに突然法律事務所から手紙が届きます。
もしかして父親が死んだとかかなと予想しつつも大して興味を示さない灯。
後日、灯を訪ねて櫻井(さくらい)という男がやってきます。
容姿端麗なその男は弁護士で、
灯に父親が莫大な遺産を残したというのです。
早く自立したかった灯にとって遺産はとても魅力的でした。
ところが、その遺産とはワケありのものばかりで、
しかも遺産の話が出てから灯櫻井は何者かに狙われるようになって・・・。
櫻井弁護士がイケメンだけど残念なイケメンでいいキャラクターでした。
遺産の中身は、5階建てのマンションの
6階の部屋だったり謎の多いものばかりでした。
実は、灯の父親はある特殊能力を持っており、
「被験者・S」として公安調査庁や米ソの諜報機関から
注目されていた人物だったのです。
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ぼくと美しき弁護士の冒険 まとめ
冒頭からいろんな謎があって
始めはよくわからず読んでいたという感じでしたが、
読み進むにつれて徐々に全体がわかって面白くなっていきます。
最初は主人公である灯本人も何も分かっていない状態からのスタートなので
主人公になったつもりで読み進められました。
登場人物のつながりも伏線がはられていたりするので、
何度か読み直したりしながら楽しめました。
巻数もちょうどよく、あっという間に読み切ってしまう作品でした。
この作品は全3巻で、完結しています。
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