カノンチヒロ先生の
「僕の両性具有性周期(メカニズム)」を読みました。
雪野ヨウは両性具有というヒミツを抱えて
男子高校生として暮らしています。
そんな雪野に初めてできた彼氏・一宮は、
強面で皆から恐れられている存在だけど、
雪野とはラブラブな関係です。
一宮の溢れんばかりの愛情と止まることをしらない性欲を
受け止めつつ幸せを感じている雪野。
前作「僕の両性具有症候群(シンドローム)」の続編です。
「僕の両性具有性周期(メカニズム)」で検索して下さいね。
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僕の両性具有性周期(メカニズム)のあらすじ
一宮と付き合い始めて
日々幸せを感じつつ過ごしている雪野。
そんな雪野の体に異変が起こります。
18歳にして初潮がきたというのです。
定期検診に訪れた医師の予想では、
そもそも雪野の体は不完全な状態で、
そうなるはずじゃなかったらしく、
恋愛感情やセックスによる
急激な女性ホルモンの増加が原因かもしれない…
このままだと妊娠の可能性もある、というのです。
うーん、いろいろあるんですねぇ、
でも雪野の気持ちを考えると
よもや自分にそういう展開が待っていようとは、
さぞかし不安な気持ちになることでしょう。
そんななか雪野たちの学校は
修学旅行が迫ってまいります。
旅行好きな一宮は楽しみでしょうがない様子。
また時を同じくして
同じ学校の特進クラスの都月が、
雪野と同じ同性具有ということがわかります。
なにやら雪野と一宮にちょっかいを出してくる都月。
どうもイ~ヤな感じなんですけれど、
彼は彼なりにワケ抱えていそうな気もします。
そして都月には三上くんという彼氏がいるようで…?!
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僕の両性具有性周期(メカニズム)のネタバレと感想
ついでに雪野を今まで見守ってきた医師の時宗先生にも、
両性具有の人と関わる理由があったようで、
母親がそうだったという設定になっているようです。
意外と近くにいるものなんですね、
きっと知らないだけで。
楽しみにしていた修学旅行で
気まずくなってしまったり、
雪野と一宮付き合ってます!
宣言があって公認の仲になったり、
両性具有とか同性とかそんなことは関係なく、
青春(性春?)してる二人が微笑ましいですね。
そして今回の山場は雪野が妊娠したかも…?!?
ということ。
当然のことながら不安になる雪野を、
一宮が受け止めてオトコマエな発言をしてくれるのが、
最大の見せ場じゃないでしょうか。
一宮ってバカだしサルだしで
一見イケてないんですけれど、
こういう肝心な時にビシッとキメてくれるのって
やっぱり男として凄く大事ですよね。
生きていくうえで一番大事なことを
わかっているんじゃないかと思えてしまいます。
その後一宮は就職、
雪野は大学進学が決まり、
二人の幸せな生活は続いていくようです。
ハッピーエンドで良かったぁー。
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僕の両性具有性周期(メカニズム) まとめ
あとは都月と三上くんの関係も気になるところですが、
それは次作に描かれるようで、
そちらも楽しみですね。
個人的には三上くんがこのなかでは一番まともな人物にみえるので、
またどうにも都月に虐げられているような様子が不憫なのもあり、
彼にも幸せな展開を望みたいところです。
「僕の両性具有性周期(メカニズム)」は4巻で完結しています。
「僕の両性具有性周期(メカニズム)」は
青春模様と幸せな結末が見られる作品でした!
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