宮坂香帆先生の
「あかいいと」を読みました。
強面の姉さんキャラの女子高生と
剣道に夢中なチャラ男とのピュアで可愛いラブストーリーです。
「あかいいと」で検索して下さいね。
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あかいいと のあらすじ
部活帰りに丼屋に立ち寄った女子中学生、
橘千紘(たちばなちひろ)と桜木莉乃(さくらぎりの)。
同じ学校に生徒がいない事を確認して店に入ったものの、
他中学の剣道部軍団に出くわしチャラチャラした男、
比名瀬(ひなせ)に声をかけられます。
比名瀬に”七味”というあだ名をつけられ最悪の印象を持つ千紘。
しかしその後マネージャーをやっている
剣道部の試合でまた顔を合わせることになります。
試合中に千紘が昼ごはんを買いに出ると、
建物の陰で比名瀬の中学の後輩部員が
対戦相手に絡まれているのを目にします。
思わず止めに入る千紘ですが、そこへ比名瀬が駆けつけてきます。
ここはもういいから、お前はいけ!
と比名瀬に強く言われ千紘はその場を立ち去ります。
そして時は過ぎ受験して入った高校で比名瀬に再び出会います。
しかもクラスも一緒という偶然。
面白いですね~。
出会いやエピソードなどが丁寧に描かれているし、
登場人物の心の内も描かれている表情などですごくよくわかります。
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あかいいと のネタバレと感想
お互いを意識し始めている千紘と比名瀬。
明らかに莉乃の事が好きな桐谷と莉乃。
この4人の恋模様がなかなかきゅんきゅんさせられるのです。
高校では部活に入っていない千紘と莉乃。
しかし比名瀬も剣道部に入部していませんでした。
いぶかしがる千紘ですが、
比名瀬が部活ではなくスポーツセンターで
剣道の練習をしていることを知ります。
練習に付き合い、また新しい比名瀬の顔を見た千紘は
もっともっと比名瀬の事を知りたいと思うようになっていきました。
高校の剣道部を熱のこもった目で見ていた比名瀬を見て、
なぜ剣道部に入らないのかを友達の桐谷から聞き出します。
中学の時の試合で他校生徒に絡まれたときに暴力沙汰となり、
剣道部が半年間の活動停止に追い込まれていたのです。
その責任を感じて高校でも部活には入っていない比名瀬。
自分もあの揉め事に関係していただけでなく、
比名瀬のために何かしてあげたいという気持ちにかられた千紘は
剣道部の部員に交渉します。
自分がマネージャーとして入部する代わりに、
比名瀬の入部の邪魔をしないでほしいということでした。
比名瀬の事を良く思わない部員から嫌がらせをされたりもしますが、
千紘は黙って耐えていきます。
なぜ千紘が剣道部に入ったのか知らない比名瀬でしたが
一人で頑張っているところを比名瀬は常に見守っていました。
そして莉乃から千紘がマネージャーになった理由を聞き、
千紘が自分の事を好きなのか…と疑うようになりました。
部活終わりの千紘と一緒に帰り、
マネージャーの仕事であかぎれだらけになってしまった千紘の手を握り、
俺はおれのためにお前がこんなふうになるのは嬉しくないと真剣に言う比名瀬。
その時、ふたりの前に千紘が中学時代好きだった剣道部の南条と出会います。
高校は別になったけどまた試合の時に大会で会えるのを楽しみにしてる、
と言い南条は去っていくのですが、
それを見ていた比名瀬は嫉妬にかられ千紘に無理やりキスをしてしまうのです。
お前の事が好きなんだ~と叫ぶ比名瀬。
そうでしょうとも。
お互い好きなのに中々本音を言わないんですよ。
しかもこのシーンからかなりのページをめくらないと
千紘が比名瀬に好きだと言うところまでたどりつけないのです。
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あかいいと まとめ
あぁじれったい。
でもキュンキュンする。
実際の恋ってこれくらいもどかしいのかもしれませんね。
続きがとっても気になります。
「あかいいと」は9巻まで出ています。
ちょっとした心の探り合いを丁寧に描いた、心ときめく作品でした。
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