奈良原せつ先生の
「年甲斐ないにもほどがあるプチキス」
を読みました。
書店兼レンタルDVD店で店長として働く社会人の春子と、
その店にアルバイト志望でやってきた
高校三年生のトオルとの恋愛を描いた少女漫画です。
「年甲斐ないにもほどがあるプチキス」で検索して下さいね。
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年甲斐ないにもほどがあるプチキスのあらすじ
この漫画は書店兼レンタルDVD店の店長である春子が、
婚約者であったはずの部下に
逃げられるところから話がスタートします。
婚約者は若い女の子に奪われて
仕事ではクレーム対応に追われる日々を過ごす春子、
そんな春子に読者である私も思わず同情してしまいます。
挙句の果てに半月振りだという休日を明日に控え、
パーッとお酒を飲むために訪れたのは
ちょっとお洒落なバーやレストランではなく居酒屋、
ジョッキを片手にホッケを食べている姿は同情を通り越して
「かわいそうだなぁ、このヒロイン…」
といういっそ哀れみにも似た気持ちを抱かせます。
そんな、なんとも「かわいそう」な春子の下に
アルバイト志望としてやってくるのが、
高校三年生のトオルです。
トオルは普段から春子が経営している書店で
本を買ったり立ち読みしたりしていたため、
春子もトオルのことをよく知っていました。
しかしトオルは明るい髪色に真っ赤なピアスを耳にはめた、
いわゆる「チャラ男」だったのです。
地味を極めたかのような春子にとって、
チャラついた雰囲気を醸し出すトオルは
天敵以外の何物でもありません。
面接の結果は私も予想できていた通りに不採用でした。
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年甲斐ないにもほどがあるプチキスのネタバレと感想
しかし読者視点から見ると
トオルは確かに見た目がチャラついていますが、
人懐っこそうな笑顔や話し方から根は優しい人であることが伝わってきます。
春子もきっとそうだったのだと思います。
半分当たり散らす形で不採用を突き付けてしまったトオルに対して、
春子は罪悪感を抱きます。
そしていつものようにクレーム対応に追われる春子は、
日ごろのストレスのせいか、
ついにクレームに対して投げやりな対応をしてしまいます。
そんなピンチを救ったのが、
バイト面接で不採用を突き付けられたトオルでした。
不採用を突き付けられた職場のために土下座をするトオル、
春子はそんなトオルの姿を見て心がグッと動かされます。
この作品の特徴の一つとして、
ヒロインである春子は少女漫画にありがちな
「えー、こんな可愛い主人公絶対いないよ!」
という女性ではなく、
「あぁ、現実にいるよね、こういう人。むしろ私に似てるかもしれない。」
と思わず読者に思わせてしまうような女性であることが挙げられます。
あまりにも現実味を帯びた設定であるが故に
「こんな展開なら私にもあり得るかもしれない…!」
とちょっと読者に期待させてしまうような作品だと思います。
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年甲斐ないにもほどがあるプチキス まとめ
「年甲斐ないにもほどがある プチキス」は五巻まで出ています。
地味女な春子は、
チャラ男のトオルと更に仲を縮められるのか、
今後が気になるところです!
「年甲斐ないにもほどがある プチキス」は
現実にありえそうな恋愛を描いた作品でした!
「年甲斐ないにもほどがあるプチキス」で検索してみて下さい。
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