鬨乃美弦先生の作品、
「あまあまくんのおかしな誘惑」を読みました。
体型にコンプレックスがありダイエットに励もうとするヒロインが、
片思い中のスイーツ作りが趣味の男の子に振り回されるラブコメディです。
可愛らしい作画が印象的な作品で、
読み始めるまではイケメンとの恋愛メインのまさに「少女漫画」
という感じなのだろうなと思っていました。
ところが読んでみると思った以上にコメディ要素が強くて、
可愛らしい作画とのギャップにびっくりしました。
ちょっとシュールな部分もあり、思わずクスッと笑ってしまうような作品でした。
「あまあまくんのおかしな誘惑」で検索して下さいね。
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あまあまくんのおかしな誘惑 のあらすじ
ヒロインの名前は持原豊花(もちはらゆたか)。
食べることが大好きな豊花は、幼い頃からぽっちゃりした体型で「モチっ腹のモチ子」
と呼ばれてからかわれていました。
それでも特に卑屈になることもなくのほほんと育った豊花ですが、
高校生になって同じクラスの葛城(かつらぎ)くんに一目惚れ。
そして初めて「もっと女の子として素敵になりたい」と思うようになり、
ダイエットを始めたのです。
ほわんとした雰囲気のヒロインですが、
見た目の割になかなかに濃いキャラクターで面白いですね。
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あまあまくんのおかしな誘惑 のネタバレと感想
そんな豊花のダイエットに効果が出始めたある日、
豊花は席替えで葛城くんと隣同士の席に。
授業中、あまりの嬉しさにドキドキしながら隣の葛城くんを盗み見ると、
なぜか葛城くんは机の下で栗を剥いていたのです。
「なんで栗!?」と混乱しつつも必死に見なかったフリをする豊花。
すると、豊花の目の前にいい匂いのするホクホクの蒸した栗が差し出され、
豊花はパクリと食べてしまいます。
その美味しさに思わず頬が緩む豊花。
聞けば、園芸部の葛城くんは学校の裏庭にある栗が
沢山拾えたので試しに蒸してみたとのこと。
放課後、葛城くんに付いて園芸部の部室まで行ってみると、
そこにはスイーツのレシピ本が。
すると葛城くんはおもむろにスイーツ作りを始めだし、
豊花に手伝ってほしいと頼んできたのです。
葛城の頼みに二つ返事でOKしてしまった豊花。
ダイエット中の豊花にとって葛城くんの作る絶品スイーツは悪魔の誘惑で・・・。
読んでいても「なぜ栗?!」と豊花と同じツッコミを入れたくなってしまいました。
豊花のダイエットとスイーツの葛藤が共感できて良かったです。
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あまあまくんのおかしな誘惑 まとめ
各話で必ず豊花は「あまい誘惑」に負けてしまうのですが、
女性なら誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。
物語のオチでは、豊花は食べてしまった罪悪感から空気イスで
授業を受けたりと涙ぐましい努力もしています。
恋愛漫画と思いきや、コメディ要素というかむしろギャグっぽいところもあったり、
豊花が葛城くんの作るスイーツを食べる描写はまるでグルメ漫画のようだったり、
いろんな角度で楽しめる作品でした。
スイーツうんちくがたまに入っているのも良かったです。
この作品は現在連載中で、5巻まで出ています。
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