椎葉ナナ先生の
「覚悟はいいかそこの女子」を読みました。
学校では女子からの圧倒的な支持を受けている男子高校生、
古谷の報われそうで報われない恋を描いたラブコメディです。
「覚悟はいいかそこの女子」で検索して下さいね。
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覚悟はいいかそこの女子 のあらすじ
特に何もしなくても女子の大半が好きになっちゃう男、
古谷斗和(ふるやとわ)。
常にモテモテの彼はその地位に満足して甘んじています。
ところが高校に入って周りが彼氏、
彼女をつくりだすと急に焦ってくるのです。
モテるわりに特定の彼女がいた事がないことに。
ただの鑑賞用男子に終わっていいのか、
そのまま童貞のまま青春を過ごすのか。
一念発起し彼女を作る宣言を友達の前でした斗和は、
早速ターゲットに接近します。
それは三輪美苑(みわみその)という学年一番人気の美少女でした。
さりげなく声をかけながらの壁ドン…俺の彼女になってくれない?とストレートに、
照れながらの告白。
完璧に決まったはずのそれは、美苑の壁ドン返しをされ脆くも崩れます。
「安っぽい告白…。」
そういい放つ美苑の顔は影になってて怖い!!
こんなんで…自分の事好きになってもらえると思ってんの?…とすごまれ、
斗和は思わず「よ、予行練習はこのへんにしとこーかな…」と
言葉を濁します。
だって美苑に振られた事を認めたくないんです。
みんなに人気のある自分が振られたなんて事実を到底認めたくないのですよ。
そして斗和と美苑のラブゲームがスタートするのでした。
この、斗和君ですが…自分で言うほどかっこよくはないんですよね。
周りの女子から騒がれているようなんですが、それほどのイケメンではないし…。
それより美苑ちゃんは確かに黒髪の凛とした美少女です。
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覚悟はいいかそこの女子 のネタバレと感想
美苑をオトそうとやっきになる斗和ですが、
ある日の授業中に美苑が好きな相手が国語教師である事に気づいてしまいます。
恋愛経験の乏しい斗和にとって、
大人の男性に片思いをしている女子というのがたまらなく大人に見え、
そして自分がいかに子供であったかを思い知る事になるのです。
そんな時、学校帰りに美苑が他校の男子に絡まれているのをみて、
思わず割って入る斗和。
知らない男に殴られてしまいますがそんなカッコ悪いであろう自分に、
美苑は「今のはちょっとかっこよかった…」と言ってくれたのです。
ただ彼女が欲しい…作るなら学年一の美少女という目線で
つきまとっていた斗和ですが、
いつの間にか美苑本人に惹かれることになっていきます。
毎日美苑に告白する!と決めた斗和。
実は美苑は複雑な家庭環境に置かれていて、
古びたアパートに母親と二人暮らし。
柄の悪い借金取りがしょっちゅう訪ねてくる、という境遇でした。
夕食も美苑がバイト先でもらってくる菓子パンのみ。
そこで斗和は美苑のアパートの隣の部屋を借り、
美苑を守ろうと決めたのです。
過保護に育てられている斗和には親や兄弟が
しょっちゅうご飯を作って持ってきてくれます。
それを毎日のように一緒に美苑と食べる生活。
距離は確実に縮まっているかのようでしたが、
美苑が話題にするのはあの国語教師、征木の事ばかり。
そして斗和は征木が今度結婚することを知っているのです。
しかし中々その事に触れられないまま、日々は過ぎていくのです。
そんなある日、熱を出してふたりの夕飯中に倒れてしまった斗和。
倒れた斗和を一晩中枕元で看病してくれた美苑。
朝、自分の隣で寝こけている美苑を見て、
決意も新たに美苑を守れる男になりたい!と思う斗和なのでした。
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覚悟はいいかそこの女子 まとめ
美苑の気持ちはまだまだですよ…。
斗和は盛り上がっていますけどね。
報われる日はくるのかな~。
正直、斗和君はけっこうイタイ男なので美苑に振り向いてもらえる日は
遠いような気がするのですが…。
続きが気になりますね。
「覚悟はいいかそこの女子」は2巻まで出ています。
ラブコメディ…を通り越してイタさも感じるほどの、
報われない男子斗和君の、愛と葛藤の日々でした。
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