あさぎり夕せんせいの
「コンなパニック」を読みました。
バスケ部のエースに恋する運動音痴で
おっちょこちょいのヒロインが、
突然キツネ人間になってしまうというラブコメディです。
1991年に連載が始まった作品で、
作画やストーリーはなんだか懐かしいような感じがしますね。
ファンタジーな展開も、少女漫画全開という感じで良かったです。
「コンなパニック」で検索して下さいね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
コンなパニック のあらすじ
如月まい(きさらぎまい)はドジで運動音痴の女の子で、
バスケ部のエース・河合卓巳(かあいたくみ)くんに片思い中。
まい自身もバスケ部に所属しているのですが、
スターの卓巳と違って運動音痴のまいは
今や雑用係と化している万年ホケツでした。
それでも「気持ちは卓巳くんと一緒にコートをかけている」
と前向きに恋をしていたまいですが、
実際には自分の気持ちはおろか話しかけることもできずにいました。
自分からアピールできないといっても、
まいの態度はあからさまなので、
卓巳に気づいてもらえないのはちょっとかわいそうですね。
ある日、まいは一大決心をしてクリスマスに
卓巳に手編みのマフラーをプレゼントしようときめます。
ところが、卓巳が他の女の子から手編みのセーターを
もらっているところを目撃してしまい、
まいは自分のプレゼントを渡せなくなってしまうのです。
泣きながら家に帰ったまいは勇気のない自分を責めて、
「変わりたい」と願い眠りにつきます。
翌朝、目を覚ましたまいが鏡を見ると、
なんとそこには獣の耳をした自分の姿が。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
コンなパニック のネタバレと感想
その後、耳は戻りますが体に異変を感じたままのまい。
すると、突然現れた青年・乱(らん)に、
まいはキツネ族の先祖返りだと言われるのです。
同じくキツネ族だという乱からキツネ族について色々と教えてもらうまい。
それ以来、まいは興奮するとキツネの耳としっぽが出てしまう体質に。
そんなとき、キツネ並みの聴覚を得ていたまいは、
誰かが卓巳をわざと怪我させると話しているのを聞いてしまい・・・。
キツネの耳としっぽが生えても、
まいはどこか抜けているリアクションで面白かったですね。
キツネ族の話もすんなり受け入れられる柔軟性がすごいです。
卓巳を助けに走るまいですが、
結局間に合わずに卓巳は足を捻挫してしまいます。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
コンなパニック まとめ
正直、読み始めた当初はいわゆる「ぶりっ子」な口調で話すヒロインに
あまり好感が持てなかったのですが、
読んでいくうちにヒロインの素直さや一途さが可愛く思えてきますね。
口調もわざとらしいほどなので、
リアルさはなく単なるキャラクターとして楽しめました。
ラブコメディとしては卓巳と乱のどちらがヒーローなのかも気になるところです。
少女漫画としてというより、
子供の頃に見たアニメのような感覚で楽しめる作品だと思います。
この作品は全5巻で、完結しています。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら