車谷晴子先生の
「もんもんモノノ怪」を読みました。
16歳の誕生日、目が覚めたら、そこにはイケメンが・・・?!
さらにいきなりプロポーズされ、椿の人生が大きく変化する。
そして、イケメンに連れていかれたところは古い旅館。
この旅館では、モノノ怪と人間が邂逅するという。
最初は嫁になることを断る椿ですが・・・・?!
「もんもんモノノ怪」で検索して下さいね。
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もんもんモノノ怪 のあらすじ
女子高生の椿がベットでいつものように目が覚めると、
そこには見知らぬイケメンの顔が。
今日は椿の16歳の誕生日。
このイケメンは、父が誕生日プレゼントとして用意したという花婿、逢坂桐也。
椿にプロポーズする桐也ですが、椿はもちろん断ります。
しかし、放課後椿は桐也に半ば強引に連行され、
着いたところは・・・古い旅館。
桐也は旅館の若旦那で、さらにこの旅館、
なんとモノノ怪と人とが邂逅する旅館だったのです。
勿論、桐也自身も霊獣と呼ばれる麒麟。
桐也、ワープする能力があったり、
その大きいけれど妖艶な瞳が人間ではない雰囲気を漂わせていましたが、
モノノ怪としての姿は、神々しく見えます。
そして、桐也が椿を嫁に選んだ理由。
それは、椿は人ならざる者の子を宿す身体を持った特別な人の娘だから。
事実を受けれがたい椿は、桐也の申し出を断ります。
すると、桐也は別れ際に、渡してある御守りを返してもらうと、椿にキスを!?
一日に起きた不思議な出来事や、
初めてのキス・・・まるで夢のようにさえ感じる椿でしたが、
電車を待っている間に、駅が火事に。
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もんもんモノノ怪 のネタバレと感想
苦しくて、苦しくて仕方ない時、桐也の名前を口ずさむ椿。
すると、桐也が現れ、椿を助け出します。
桐也に、駅にいる他の人も助けてくれるよう頼む椿ですが、桐也は断ります。
さらに、この火事はもともと厄災を招く子である椿が、
御守りを失ったことで起きたことだと言う桐也。
その冷たさに驚く椿ですが、桐也の頬をひっぱたき、
皆を助けたら子を産むと言い放ちます。
こうして。モノノ怪の嫁となった椿。
椿は桐也にいくつかのお願いをします。
一つは進学のこと、もう一つは椿と恋をすること。
現実主義で頭脳明晰の椿ですが、恋に対しては乙女だったのですね。
結婚式を行い、その夜さっそく子作りを・・・という桐也に、
7年待ってほしいとう椿。
椿は大学卒業まで学業を優先したいのですね。
二つ返事で了承する桐也ですが、
風呂に入るところで旅館のモノノ怪に襲われます。
桐也に助けられますが、
桐也は椿を子をはらむ道具として大事にしているだけだという現実に悲しい椿。
でも黙っている椿ではありません。
桐也に女性を大切にしたに男はドグズだと言い放ちます。
その言葉に興奮する桐也。
桐也は完全にM気質で、椿に怒られることが快感のようです。
人の恋を桐也に教える椿。
いよいよ嫁としての生活がスタートします。
大女将に女将としてしごかれる椿。
毎日変態桐也の相手をしながら、女将修行に打ち込む椿ですが、なんと、
椿は桐也の嫁ではなく、他のモノノ怪の嫁になるはずだったことが発覚。
椿の運命は?!
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もんもんモノノ怪 まとめ
モノノ怪との恋い悩む椿の悩みが、
片思いに苦しむ普通の女子高生の恋のようで、キュンとする物語です。
ただ、桐也の変態度合が、子ども向けではなく、大人が楽しむ作品です。
この後、普通の恋ができそうなモノノ怪、
椿に恋するモノノ怪・・・など椿は誰の嫁になるのか悩むことになりそう・・・。
この先が楽しみです。
「もんもんモノノ怪」は4巻まで出ていて、完結しています。
この作品は、人間ではないものの世界を楽しみながら、
恋に悩む女の子にキュンとできる作品です!
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