やぶうち優先生の
「初恋指南」を読みました。
漫画家を目指す女の子が、
ライバルと争いながらも夢をつかみとっていくラブコメディです。
「初恋指南」で検索して下さいね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
初恋指南 のあらすじ
16歳の本田南央(ほんだなお)はみんなに恋愛マスターと思われていて、
日々恋愛相談にのっています。
ところが南央は恋愛未経験で、実際のところは全くの奥手だったのです。
それでもみんなの適格なアドバイスが出来るのは、漫画を沢山読んでいるから。
そして、漫画家を目指して日々努力しているからなのです。
漫画家になりたいことはみんなに秘密にしているのですが、
南央が投稿した漫画が佳作入選を果たしたことから
運命は大きく変わっていくことになります。
南央は入選したことを早速、
新人漫画家でチャットをする友達みゅーずに報告します。
するとみゅーずもとても喜んでくれて、
話の流れで南央はみゅーずの原稿のお手伝いをすることになりました。
みゅーずの住む駅に着くと
彼女のアシスタントが迎えにやってきたのですが、
そのアシスタントとは南央の学校のクラスメイト
“神木賢人”(かみきけんと)だったのです。
学校では女子の熱い視線を独り占めしている賢人が
みゅーずのアシだったことに驚きましたが、
もっと驚きなのはみゅーずの言いなりになってあれこれと動いていることでした。
みゅーずも賢人の事をさらりと下僕だと言います。
ほんとの関係は従弟だったのですけどね。
やぶうち先生の描くキャラは目が印象的ですね~。
大きい!キラキラ!これぞ少女漫画という感じです。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
初恋指南 のネタバレと感想
原稿の手伝いも無事に終え、
佳作入選した南央には担当者がつくことになりました。
最初の関門はプロット作りなのですが、
なかなかうまくいかず焦っていると
賢人が色々とアドバイスをしてくれました。
みゅーずと賢人も応援してくれるし、
ベテラン漫画家のあららぎるみな先生も
南央の事を気に入ってアシの修業をさせてくれたりと、
順調に漫画家としての一歩を踏み出す南央。
また、優しくしてくれる賢人に胸のときめきも覚えるのでした。
ところが少しずつみゅーずの本質がちらちらと見えてくるのです。
プロットが終わりネーム、
ペン入れまで終了し出来上がった原稿を編集部に送ると、
なんんとデビューが決まったという連絡を担当者からもらいます。
喜びを賢人と共有するべく、学校の中を賢人を探して走り回る南央。
ところが担当者から再び連絡があり、デビューは先送りになったというのです。
それは南央の原稿とそっくりな作品があり、
今回はそちらを優先して載せるためだというのです。
そっくりな作品…それはみゅーずのものでした。
やりやがったな…みゅーず。
賢人を使ってみゅーずが南央の原稿の内容を盗んだに違いありませんね。
あと1か月で別の作品を作らなければならず、泣きだす南央。
しかし事情を聞いた賢人が、
俺がなんとかしてやる!と南央を励ますのでした。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
初恋指南 まとめ
うーん、賢人はみゅーずのスパイという訳ではなさそうですが、
賢人から作品の内容がみゅーずに漏れたのは間違いなく、
罪悪感から賢人は南央の作品の手伝いをしてくれるのでしょうかね。
南央の漫画家としての未来は?
賢人との恋の行方は?
続きが気になりますね。
「初恋指南」は4巻まで出ています。
内容がちょっと子供っぽいところもありますが、
随所に漫画を描くためのテクニックなどが載っていて、
大人が読んでも十分楽しめる作品でした。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら