松本小夢先生の
「ドボジョ! 土木女子的恋愛」を読みました。
父と4人の兄達に蝶よ花よと大切に育てられた桜子。
ずっと女子校に通い就職は地元の銀行に内定していましたが、
本当は子供の頃から憧れていた建設現場…。
家族には内緒でドボジョになった彼女の
仕事と恋愛と友情と家族の物語!!
「ドボジョ! 土木女子的恋愛」で検索して下さいね。
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ドボジョ! 土木女子的恋愛 のあらすじ
ニッカポッカに長袖Tシャツ、
つま先に鉄の入った安全靴に頭にはタオルを巻く…、
それはずっと憧れだったスタイル。。。
松藤建材に入った新入りの宗助は
なかなかの働きっぷりで周囲の反応も上々。
身長170で声もハスキー、
性格も男前でどっから見てもイケメンのその人は…!
土木女子ことドボジョ!
宗助桜子(20)…オンナ…独身。
彼女には4人の兄がいます。
長男・イチロー(30)は大工。
バツイチで子供の真(小1)も一緒に暮らしています。
次男・ジロー(28)はイラストレーター。
三男・サブロー(24)は調理師。
四男・シロー(22)は美容師です。
父・太(56)は橋梁工事会社勤務で
現在東北の工事現場に長期赴任中~。
母は桜子を産んですぐ亡くなりました。
桜子を産まなければ死なずにすんだのにそれでも産んだ母。
たった一人の女の子を
父と兄達は蝶よ花よとそれは大切にし
とても愛されて育った桜子…。
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ドボジョ! 土木女子的恋愛 のネタバレと感想
子供の頃夕方になると
当時家の近所の現場で仕事してた父を
みんなで迎えにいきました。
油圧ショベルを操るお父さんは…カッコイイ!!
ヒラヒラの服やかわいい靴よりも
父がかっこいいと思った桜子。
女の子の本より男の子の本が面白くて
ワクワクドキドキしたんです。
いつしか建設機械を動かすのが桜子の夢に…!
ですが…女の子はやっぱりこうだという
家族の半ば偏った期待に応え、
小・中・高・短大とエスカレーター式の女子校に通い、
就職は地元の銀行が内定していた桜子。
銀行初出勤の朝―偶然見かけた社員募集の張り紙、
思わず「それ…受けます!!」。
そう言わずにはおれなかったんですね。
そうして松藤建材で働くことになった桜子ですが、
家族にはまだ本当のことを話せないまま…。
“○○女子”という言葉を聞くようになって久しくなりましたが、
タイトル通りこの作品は土木業に従事する女性を描いたお話です。
個人的にはそういった関係に興味もあり、
まだまだ男社会の中に飛び込んでいく彼女たちに
尊敬と憧れもあり大変興味深く読みました。
どこまでリアルさを追及しているかはともかく、
精神面で成長していく桜子のストーリーがメインのようです。
松藤建材は泉秀グループの系統で親会社に泉秀鋼材があるのですが、
その支社に本社から転勤してきたのが小石川嵐です。
イケメンで女子社員から注目の的の彼は
クールで無口で女嫌いとか?!
K大出のエリートということもあって
男性諸氏からは少し疎まれているようですが…。
小石川は桜子の3番目の兄・サブローと山友です。
登山が趣味の彼らは2年前の大晦日
単独登山の六甲で一緒になって以来の友人です。
小石川は「女の子好きになったことない」と言います。
小さい頃に両親が離婚し母と姉4人の6人家族で育った彼。
そう…女ばっかり…昔からピーチクパーチクうるさくて
女性そのものにうんざりしている彼。
オカワイソウニ(笑)
つまり桜子の育った環境とは正反対ってことになりますね。
でもある意味似ているとも言える気が…。
仕事のことで少々の無理を言われても黙ってこなす宗助に対し、
ちょっとうまくいかないことがあると愚痴っぽい小石川。
でもそりゃそうですよね、
憧れの仕事に就いた宗助と比べ、
小石川は「将来とか出世とか夢って別にない、
仕事は楽しいけど欲がない」と自覚しているんですから。
これでは仕事に対するモチベーションに
差が出るのも当たり前ですね~。
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ドボジョ! 土木女子的恋愛 まとめ
そんな二人が最初は衝突しながらも、
仕事を通して互いのことを少しずつ知っていきます。
そして小石川は宗助を男だと思ったまま
恋心を抱いてしまい…!?
二人がこれからどうなっていくのか、仕事のことや家族のこと、
今後の展開から目が離せません!
「ドボジョ! 土木女子的恋愛」は3巻で完結しています。
「ドボジョ! 土木女子的恋愛」は男前な心を持った女子が
仕事に恋にと成長していく作品でした!
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