天音佑湖先生の
「薔薇咲くお庭でお茶会を」を読みました。
19世紀のイギリスを舞台に
子爵令嬢と執事の身分違いのラブストーリーで、
「メロディーの事件簿」というシリーズの続編です。
前作のことは知らずに読み始めましたが、
今までのあらすじもわかりやすく組み込まれていたので、
この作品から読み始めても十分楽しめました。
たいていの少女漫画はヒーローとヒロインが結ばれて
ハッピーエンドで終わってしまうので、
結ばれたその後のお話というのは新鮮でよかったです。
「薔薇咲くお庭でお茶会を」で検索して下さいね。
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薔薇咲くお庭でお茶会を のあらすじ
舞台は、19世紀のヴィクトリア女王統治下のイギリス。
子爵令嬢のメロディーは、
父親の死後家計を助けるために貴族の令嬢の
コンパニオン(話し相手)として働きに出ていたとき、
子爵家執事のレイモンドの孫で
ペンウッド公爵家の執事をしているアルフレッドと出会い恋に落ちます。
レイモンドには大反対されていましたが、
公爵からは恋を応援され、
いつかアルフレッドと結婚することを夢見るメロディー。
レイモンドからアルフレッドとの結婚を反対されているのも
レイモンド自身がメロディーのことを
大切に思いすぎていることが原因であり、
メロディーは大勢から愛される存在で、
でもそれがちっとも嫌味に感じず好感の持てるヒロインでした。
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薔薇咲くお庭でお茶会を のネタバレと感想
そんなある日、メロディーは
アルフレッドからプロポーズをうけていないことに気づきます。
もしかしたらお嬢様育ちの自分がアルフレッドにとって
足手まといなのかもしれない、
と思ったメロディーは今までやったことのない料理を
覚えようと必死になります。
そんなメロディーを見て、
アルフレッドはついにプロポーズ。
結婚に反対していたアルフレッドの祖父も含め
大勢の人に祝福され、
二人は結婚し晴れて夫婦となり新生活をスタートさせますが・・・。
実はモテモテなのにアルフレッドに夢中で
気が付かないメロディーの無邪気さがかわいかったですね。
夫婦となったメロディーと
アルフレッドの新生活は波乱に満ち溢れていました。
新婚初夜にアルフレッドは過労で倒れてしまいますし、
そもそも早くに母を亡くしたメロディーは
夫婦の営み自体わかっていないようですし。
夫婦生活について知ったときのメロディーの反応は
面白かったですね。
それぞれキャラクターに個性があって、
登場人物に悪役がいないというところもよかったです。
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薔薇咲くお庭でお茶会を まとめ
はじめから主人公が恋人と相思相愛という設定ですが、
周囲を巻き込むほどラブラブな2人が
様々なトラブルに巻き込まれるストーリーは
読んでいて飽きさせない作品でした。
続きが早く読みたくなりますね。
この作品は現在連載中で、5巻まで出ています。
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