いくえみ綾先生の
「私・空・あなた・私」を読みました。
この漫画は父親の浮気によって出来た子供、鈴木れもんが
父親の本妻と異母姉妹が暮らす「安達家」に
引き取られることによって始まる
ドラマティック・ストーリーです。
「私・空・あなた・私」で検索して下さいね。
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私・空・あなた・私 のあらすじ
この漫画の主人公である鈴木れもんは、
複雑な家庭環境の下で生まれ育ち、
現在祖母と二人で暮らしている14歳の女の子です。
すっかりボケてしまった祖母と共に暮らしているうちに、
少しずつ未来に対する希望をなくし始めたれもんは、
ある日安達胡桃という女性に声をかけられ、
彼女が生活している「安達家」に
もう一人の娘として引き取られることになります。
この漫画は、そんな彼女が
「安達家」に引き取られることによって、
様々な人と出会い、様々な経験をして、
考え方も表情も少しずつ変わっていく様を描いた心温まる漫画です。
私がこの漫画の登場人物の中で
最も心を惹かれた人物が、
れもんを自分の家に引き取ることを決めた
安達胡桃という女性でした。
彼女は女手一つで二人の娘を育てあげながら、
自身もエステティシャンとして働くとてもパワフルな女性です。
その一方で娘には自身のことを
「胡桃さん」と呼ばせるように促す
チャーミングな一面も併せ持っていて、
初めて漫画で登場した時から
「私も大人になったらこんな女性になりたいなぁ」
と思ってしまいました!
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私・空・あなた・私 のネタバレと感想
れもんもまた、漫画の中で
「胡桃さんはすごい」と
何回も繰り返しているのですが、
れもんにとって胡桃さんはいわば、
自身の境遇を救ってくれた救世主のような存在です。
そんな存在でありながらも、決して距離を感じさせず
れもんに対して常にフレンドリーな
態度を崩さない胡桃さんは、
漫画の中の人物ではありますが、
現実的に見ても尊敬できる面を沢山持った女性だと思います。
この漫画にはもう一人重要な人物として、
植木屋のイズミと名乗る男性が現れます。
彼はたまたま植木屋として「安達家」に訪れて以来、
何かと「安達家」のメンバーと接触してくる謎多き男性です。
一見ただの植木屋のように見えるイズミですが、
れもんの過去の話を聞いた時に少し表情を変えたり、
会って間もないはずのれもんを
楽しげに引っ張り回したり、
言動が何かと引っかかる男性なので、
一体彼が何者なのか、今後の展開で
イズミの正体が明らかになっていくことが楽しみです!
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私・空・あなた・私 まとめ
この漫画の主人公である鈴木れもんは、14歳の女の子です。
14歳といえば思春期と呼ばれ、
何かと多感な時期だと思うのですが、
そんな時期に急に新しい環境に放り出された少女の葛藤を
上手に描き出した漫画だと思います。
「私・空・あなた・私」は二巻まで出ています。
この漫画は、人と人との繋がりの大切さに改めて気付かせてくれる漫画でした!
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