北川由夏先生の
「影野だって青春したい」1巻を読みました。
地味で日影な女子高生がひょんなことから学校のアイドルの彼女になる、
学園ラブコメディです。
「影野だって青春したい」で検索して下さいね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
影野だって青春したい 1巻のあらすじ
影野由輝は花の女子高生。
ですが彼女は名前の通りの影のような存在です。
長い前髪に眼鏡で3頭身。
成績も悪く、運動オンチで友達もひとりもいません。
“ともだちの作り方”という本を持ち歩き、
公務員さんのお手伝いをする毎日です。
ところがある日突然、
隣の席のモテ男、光永陽太に突然教室で好きだと言われます。
陽太はもてすぎるゆえ、女子からの告白を断るたびに、
逆恨みした彼女たちから嫌がらせを受けていて、
ほとほと困り果てていたのです。
そこで、自分には全く興味がなさそうな由輝を偽りの彼女にし、
彼女持ちをアピールすることで
周囲の興味をそらそうという魂胆なのです。
その見返りとして由輝の友達になることを約束する陽太。
唖然として返事も出来ないまま、その場に取り残される由輝。
ふふふ、ベタですけど面白い展開ですね。
陽太は成績も良く、スポーツ万能で、ルックスも完璧、
あげくに超~性格いい人なんですのよ。
由輝が学校の花壇の手入れしたり、
プリントを配ったりゴミ捨てしたりしているのを、
いつもちゃんと見ていたんです。
やはり男前は違います。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
影野だって青春したい のネタバレと感想
由輝のことをちゃんと見ていて、
だからこそ由輝と友達になりたかったんだ、
と陽太に言われ舞い上がる由輝ですが、
持って生まれた日影体質からか、せっかく陽太がほめてくれたのに
「やっぱりモテる人はお世辞がうまいですねっ」
と、余計な事を言ってしまい陽太を怒らせてしまいます。
陽太もちょっと短気な一面がありますが、
由輝は陽太を怒らせてしまったことで、
ものすごく落ち込みます。
そりゃそうですね友達もいなかったし、
人になかなか褒められることがなかった由輝にとって
誰かに褒められた時に返す言葉が浮かばないんですよ。
トイレで泣いていると、
隣で陽太に断られた腹いせに悪口を言っている
女子たちの声が耳に入ります。
すると由輝は陽太の名誉を守るために勢いよく飛び出し、
女子たちにこう言うのです、
「光永さんのこと、悪く言ったら許さないから…っ!」
そして脱兎のごとくダッシュして逃げ切ります。
その騒動を聞きつけた陽太が由輝の前に現れ、
改めて友達となり、
そして由輝もニセの彼女役を承諾するのでした。
素でいられる陽太に比べ、
由輝はもう何もかもが初めての日々になります。
ちょっと浮かれながらも陽太と順調に友達として仲よくなっていきますが、
反面やっかんだ女子たちからの意地悪が苛烈になってきます。
廊下で足をひっかけられたり水鉄砲で狙われたり、
消しゴムをぶつけられたり、
陽太もそれを気にしてもう彼女役はやらなくていいと言うのですが、
由輝は初めて出来た友達のために頑張るのです。
しまいには校舎裏に呼び出され暴行されそうになりますが、
寸前に陽太が止めに入りお姫様だっこで由輝を救出します。
捨て台詞は
「この子になんかしたら、タダじゃおかないから」
陽太、素敵!!
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
影野だって青春したい まとめ
そして後日ふたりは動物園でデートするのですよ。
表向きはオレのために迷惑かけちゃってるから
お礼のつもりで、なんですが。
陽太は由輝のことを気に入ってる感がすごいです。
これはもちろん、次巻で発展ありですね。
「影野だって青春したい」は8巻まで出ています。
日影にいる純粋な少女と学校の王子様のシンデレララブコメディでした。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら