沖野ヨーコ先生の
『救急ハート治療室』2巻を読みました。
不良看護師が、患者と本気で向き合い、
心のケアをしていくお話です。
「救急ハート治療室」で検索して下さいね。
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救急ハート治療室 2巻のあらすじ
救急ハート治療室の看護師・菅野冴は
医師と結婚するために看護師になったと
公言する不良看護師です。
その言葉とは裏腹に、
救急ハート治療室に来る患者とは、
本音で語り合い、本気で感情をぶつけ、
患者のことを真剣に考えて涙してしまう人情家でもあります。
対照的に真面目でお堅い看護婦長・村瀬恵子は、
冴とは犬猿の仲です。
院長から救急ハート治療室の成果を発表するため、
レポート作成を命じられた看護師たち。
しかし、それぞれの諸事情から全く進まないレポートに、
苛ついた村瀬婦長は、自分一人でやると言い出しました。
村瀬婦長が過労で倒れたと知った総婦長から、
救急ハート治療室の存続がこのレポートに
かかっていることを知らされた冴は・・・。
不良看護師冴が患者の心を癒していく
感動のハートフルストーリー第2巻。
読み切りタイプで、どの話から読んでも楽しめます。
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救急ハート治療室 2巻のネタバレと感想
正攻法ではない方法で
心のケアをしていく看護師の冴。
スナックを経営し、
女手一つで冴を育てた母親が
意外と話のキーマンになっています。
冴は自分の育った環境をひどいと思っていますが、
そのバックグラウンドがあるからこそ、
患者でもそうじのおばちゃんでも
警備員さんでも親しくなれちゃうのです。
不真面目だけど、他人に対して真剣に向き合い、
しごくマトモな感覚を持つ冴。
それに対して、自分のことしか考えてない
斉藤透医師の最低さが回を重ねるごとに浮き彫りになってきて、
医師でなかったら本当にクズな男と付き合ってる冴に目を覚まして!
と言いたくなります。
第2巻は患者ではなく、
同じ職場の上司である看護婦長に
スポットを当てたストーリーから始まります。
大学の看護科を卒業したエリートで、
26歳の若さで婦長に抜擢された村瀬恵子。
とにかく真面目で真摯に仕事に取り組んでいるのに、
同僚からは煙たがられ、患者からも人の心がないと言われてしまいます。
子どもの頃から、
なぜか孤立してしまうという村瀬婦長。
婦長のひとりぼっち病(?)
も克服させる冴の手腕は見ものです。
文盲の老婦人を描いた「イチョウに書いた言葉」、
心臓病の少女の願いを叶えようと奮闘する「金魚鉢の青春」、
大金持ちに嫁いだ婦人の苦悩と恋の物語「銀色の星月夜」etc
今回も冴の活躍によって心を開き、
救急ハート治療室を卒業していく患者たちが目白押しです。
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救急ハート治療室 2巻まとめ
本気でぶつかって涙する冴と患者たちの姿に
きっと感動するはずです。
仕事や家族関係や友人関係で心が疲れた人に
是非読んで頂きたい作品です。
『救急ハート治療室』は16巻で完結しています。
『救急ハート治療室』は心のケアを通して見える人間ドラマのお話です。
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