田中メカ先生の
『おとめとメテオ』を読みました。
不運な女子高生が
異星人男子の妃に選ばれるお話です。
「おとめとメテオ」で検索して下さいね。
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おとめとメテオ のあらすじ
「お前は私の『妃』として選ばれたのだ」
十六夜高校に降ってきた異星人の全裸男・イオから突然プロポーズ(?)
された夏野葉子(ハコ)。
彼女は道を歩けば何かに追われ、
空を仰げば何かが落ちる「不運の女王」と呼ばれています。
これが日常過ぎて、本人は慣れてしまってますが、
毎日不運ではもう呪いのレベルですよ。
全宇宙の中で波長の合う相手を探して
ハコの元へ辿り着いたというイオ。
彼女と交配しようといきなり迫るイオに対し、
ハコは「愛」の重要性を訴え、何とか交配を免れます。
イオはハコと恋愛をしようと
間違ったアプローチをグイグイしていきます。
一緒にいると不運に巻き込まれるとして、
普通の男の子とは恋愛できなかったハコ。
初めて彼女を好きになってくれた男が異星人だったのは
幸運でしょうか?それとも不運でしょうか?
宇宙からきた異星人がある条件を迫り、
断ると地球がどうにかなっちゃう話。
髙橋留美子先生の『うる星やつら』を
田中メカ先生のかわいい絵で少女漫画流の素敵な恋愛に仕立て直した感じ?
というのが第一印象です。
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おとめとメテオ のネタバレと感想
主人公のハコは不運のため、
上から落ちてきた物によく当たります。
それはゴミだったり、
ぞうきんを洗ったバケツの水だったり・・・
なので、顔はかわいいのにいつも汚れてる状態です。
おまけに一緒にいると「のろわれる」「ちかよるな」と
過去にはイジメの対象にもなっていました。
この不運の原因を突き止めてくれることを条件に、
ハコは「オカルト研究会」に入ったことで、
高校では親しい友人もできて、
特に不幸を感じることなく平和に過ごしていました。
そこへいきなり降ってきたユピタ星人イオは、
ハコを自分の妃にすると宣言します。
彼の目的は、全宇宙の中で
一番波長の合うハコと交配し、強い子孫を残すことです。
はっきり言って動物的発想ですが、
SEX=愛の証または快楽を得るためという理由よりは純粋な目的です。
もちろん、純潔おとめな女子高生ハコは交配を拒否し、
まずはイオが恋愛を勉強してからということに落ち着きます。
イオの恋愛講座の先生を務めるのは何故か「オカルト研究会」会長(男)。
参考書は会長の姉所有の少女漫画。
出来上がりはなぜか芸人の恋愛コントになりますが、
イオは大真面目なのが笑えます。
イオは恋愛とは別に地球のことも学ぼうと、
地球上の生物から口吸い(キス)によって情報を得ていきます。
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おとめとメテオ まとめ
イオの意外な真面目さに次第に惹かれていくハコ。
異星人の彼ならば、
ハコの不運体質に巻き込まれても撥ね除けられるかと期待したその時、
イオが交通事故に遭ってしまい!?
『おとめとメテオ』は2巻まで出ています。
『おとめとメテオ』は宇宙規模のドキドキ恋愛マニュアルなお話でした。
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