深見じゅん先生の
「5秒前」を読みました。
テレビ制作会社のADとして働くヒロインが、
仕事と恋に奮闘していくサクセスストーリーです。
作画はとてもシンプルで、特に背景がスッキリしている印象がつよいですが、
キャラクターがみんな個性的で楽しく読めました。
「5秒前」で検索して下さいね。
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5秒前 のあらすじ
テレビや映画の制作会社の
新人AD(アシスタント・ディレクター)・通称うさぎこと
鈴木沙也(すずきさや)は、寝る暇もないくらい毎日働いていました。
というのも、ADという仕事は
スタッフにお弁当を配ったり控え室の掃除をしたりと雑用がほとんどで、
走り回ってばかりで毎徹夜も当たり前というほど忙しい仕事なのです。
「うさぎ」というあだ名も、
あまりにも仕事が忙しくて美容院に行けず
仕方なく結んでいる髪型がうさぎに似ていることから
付けられたものでした。
仕事が忙しすぎて自分のことにかまっていられない
そんなうさぎを見て、大学時代の同級生でルームメイト
梨花子(りかこ)は「完全に女を捨ててる」と呆れているほどです。
ADってそんなに忙しい仕事なんですね。
でもやりがいを持ってやっている姿は、
たとえ女を捨てていようと憧れますね。
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5秒前 のネタバレと感想
ある時、梨花子に「男には興味がないのか」と
聞かれたうさぎ。
高校生のときの初恋を思い出します。
初恋の相手は、チビでデブでメガネで猫背、
暗くて無口な美術部の先輩・星野誠(ほしのまこと)。
「ロミオとジュリエット」のセリフを口ずさみながら、
舞台の背景を描いていた彼を見て、
うさぎは恋に落ちたのです。
後日、梨花子の助けもあり、
今星野先輩が何をしているかが発覚。
うさぎの会社が番組制作をしているテレビ局で
社員として働いていたのです久しぶりの休日、
うさぎは星野先輩に会いにそのテレビ局を訪れます。
ところが、うさぎの前に現れたのは
一人のハンサムな男性。
なんとその男性こそが星野先輩だったのです。
しかも先輩は外見だけでなく
内面まで嫌な奴に変わってしまっていて・・・。
ヒロインの素直なところがすごく魅力的ですね。
気持ちがすぐ顔に出てしまうところがかわいいです。
一見、ほわっとしていて地味で平凡な女の子という印象のヒロインですが、
商社の内定を蹴ってADになったり、
周りからみればブサイクな人でも自分なりの
理由があって好きになったり、
芯の通った女性ですごく素敵だと思いました。
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5秒前 まとめ
一方で、独り言が多いところやすぐ顔に出たりするところもまた魅力ですね。
欠点もかわいいと思えるヒロインです。
個人的には後々登場するディレクターのヤマさんが
いいキャラクターだと思いますね。
コメディ要因と思いきや謎多き存在なので、
この先どうなっていくかが楽しみです。
シンプルな作風ですが、キャラクターが魅力的で飽きのこない作品だと感じました。
この作品は全11巻で、完結しています。
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