雁須磨子先生の作品、
「つなぐと星座になるように」を読みました。
借金を背負わされて恋人に逃げられたヒロインが、
東京に住む姉のもとに転がり込み、
様々な人とつながっていくというストーリーです。
雁須磨子先生は少女漫画だけでなく
ボーイズラブ漫画や青年漫画など幅広く作品を書かれているそうですが、
今回初めて先生の作品を読みました。
設定だけ見ると波乱万丈なヒロインなのですが、
ほんわかしたタッチの作画で、あまり切羽詰まった感じはなく
ゆったりとした雰囲気の作品だと思いました。
「つなぐと星座になるように」で検索して下さいね。
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つなぐと星座になるように のあらすじ
天ヶ瀬瑠加(あまがせるか)は彼氏と別れたばかり。
その理由は彼の三股。
しかも元彼であるその男・憲章(けんしょう)に瑠加の名義で
70万もの借金までされてしまったのです。
借金を押し付けられてしまった瑠加は、
とりあえずお金を稼ぐために上京することに。
瑠加には、両親の離婚で苗字は違うものの、
それなりには仲のいい姉がいました。
その姉・片岡水美(かたおかみずみ)が東京に住んでいるので、
瑠加は姉を頼ろうと思ったのです。
うーん、最悪の彼氏ですね。
というか犯罪に近い気もしますけど、
瑠加は法律で訴えるなどの手段はとらないで
大人しく借金を返すのかな、
なんてつい現実的なことを考えてしまいました。
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つなぐと星座になるように のネタバレと感想
ついに東京までやってきた瑠加。
ところが、水美は彼氏の黒田修(くろだおさみ)と
同棲していたのです。
それでも水美は構わないと言ってくれたので、
瑠加は3ヶ月居候させてもらうことに。
姉の水美にも修にも申し訳ない気持ちの瑠加は、
大急ぎでバイト先を決めてきます。
強面で何を考えているかわからない修に、
当初はどう接していいかわからなかった瑠加ですが・・・。
実の姉妹とはいえ、
心配をかけたくないという気持ちや遠慮してしまう気持ちが
よく伝わってきました。
瑠加の状況から考えると、
とりあえず姉に相談すればいいのにと思いつつ、
どこかのんびりした作品のペースに巻き込まれてしまいましたね。
その後も瑠加は東京で様々な人に出会っていきます。
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つなぐと星座になるように まとめ
第1巻は、まず導入部分といった感じでした。
バイト先の同僚や修の後輩など、
瑠加が東京に出てきてから偶然知り合った人たちが
意外なところで繋がっていて、
まさに「つなぐと星座になる」というタイトルを
表しているのかなと思いました。
気になるのは恋愛要素で、
瑠加の修に対する関心が恋なのかどうかといったところでしょうか。
もし恋なら、修は姉の彼氏ですからちょっとドロドロしすぎですかね。
独特の世界観がある作品で、続きが気になります。
この作品は全6巻で、完結しています。
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