石田拓実先生の
「トライボロジー」を読みました。
この漫画は、工学系女子、野瀬ひなつが、
同じ研究室に所属する先輩、守屋に
一目惚れしてしまうお話です。
「トライボロジー」で検索して下さいね。
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トライボロジー のあらすじ
この漫画の主人公である野瀬ひなつは、
赤く灼けた金属に異様なまでに興味を抱いている
工学系女子です。
幼少期から赤く灼けたものが好きだったひなつは、
当然金属が好きだからという理由もあるのですが、
その理由とは別に、
周りが男ばかりの環境ならば、
唯一女である自分はきっとモテるだろう、
というちょっとした欲望を抱きながら、
工学系の大学に進みます。
しかし現実はそう甘くもなく、
彼女は結局彼氏を作ることができずに、
大学三年生を終えようとしていました。
普通少女漫画のヒロインというと、
何もしていないのにモテてしまうとか、
モテたくないのにモテてしまうとか、
そういう女の子が多い印象を受けるのですが、
ひなつの少女漫画のヒロインらしからぬ言動に、
「現実はこういうものだよなぁ…。」と
共感して読み進めることができました…！
そんな色恋沙汰には疎かった彼女ですが、
偶然金属を灼く作業をしていた
守屋という男性に出会い、
ひなつは一目惚れしてしまいます。
もともと守屋は
ひなつがやりたい分野の研究室に所属していたので、
迷うことなく彼がいる研究室に
所属することを決めるのですが、
その時に、
彼女は同じ研究室に所属することになった同級生の、
後岡牧という子に出会います。
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トライボロジー のネタバレと感想
牧はいかにも「女の子」な
可愛らしい風貌をしている上、
ひなつは、牧が同じ研究室の男性の先輩と
恋愛関係にあると思っていたので、
どこか牧のことを近寄りがたく感じていましたが、
実は牧は女装した男性であったことを知ります。
ここで出てくる牧という男の子は、
確かに女装をしていなくても
可愛らしい顔立ちをしているのですが、
髪は今時の女子大生のようにゆるふわのロングヘアで、
化粧もしっかり施しているため、
一般的な女の子よりもよっぽど女の子っぽいのではないか！
と思うほどに綺麗です。
なので、彼が実は男性であったということを知り、
本当にびっくりしました！
牧は大学に通っている時は、
特に女装なんてしていないのですが、
とある理由があり研究室に通う時は
女装をしていくようになりました。
なんと牧は、
ひなつと同じく守屋に恋心を抱いてしまったのです！
守屋を狙うライバルが女装した男の子という設定に
びっくりしました！
牧は今まで女装なんて全くしていなかったものの、
守屋に振り向いてもらうために手間暇かけて女装をしています。
いくら中身は男の子だとはいえ、
その思いは本物なはずなので、
恋のライバルとしては強敵だと思います。
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トライボロジー まとめ
守屋とひなつ、そして牧の三人の関係が
どのように変わっていくのか、
今後の展開が気になります！
「トライボロジー」は二巻まで出ています。
この漫画は、予想できない恋愛を楽しみたい人に
おススメの漫画でした！
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