北欧ゆう先生の
「高橋さんが聞いている。(1)」を読みました。
この漫画は、現役女子高生アイドル、高橋エナが、
クラス委員長の奈良君と地味系男子の御影くんのボケまくりな会話に、
ツッコミたいけど、盗聴だからツッコメない、
緊張感と後ろめたさを味わいつつ、
結局ツッコんでしまう様を描いたショートギャグ漫画です!
「高橋さんが聞いている。」で検索して下さいね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
高橋さんが聞いている。 のあらすじ
この漫画の主人公である高橋エナは、現役女子高生アイドルです。
日々アイドルとしての仕事に追われながら、
周りからの羨望の目を集める彼女には、
絶対に誰にも言えないとある趣味がありました。
それが、盗聴だったのです。
クラス委員長の奈良くんと地味系男子の御影くん、
二人のツッコミ所満載な会話を盗聴することを、
エナは何よりも至福の時間として楽しんでいました。
この漫画はそんなちょっと変態ちっくな趣味を持つ主人公、高橋エナが、
ただただ二人の会話を盗聴している様を描いたお話です。
この漫画の魅力はなんといっても、
二人の会話とエナのツッコミの鋭さにあります!
この一巻だけでもツッコミ満載なエピソードが沢山収録されているのですが、
その中でも私が特に気に入っているお話は、
奈良くんと御影くんが、童謡「ドナドナ」について語っている部分です。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
高橋さんが聞いている。 のネタバレと感想
「ドナドナ」と言えば市場に売られていく子牛の可哀想な瞳が印象的な歌、
そんな曲を、御影くんは合唱コンクールの課題曲として推薦していたのです。
この発言にはさすがの奈良くんもびっくり、奈良くんは御影くんに
「何故そんな悲しい曲を合唱コンクールで歌いたいと思ったのか」と尋ねます。
すると御影くんからは「ドナドナはむしろ希望を歌い上げた前向きな歌」
という衝撃的な答えが返ってきたのです!
「子牛たちは市場に連れていかれただけで食べられたという描写はハッキリとはない」
「つまり、子牛の未来は僕たちの想像に委ねられているんだ?」
この発想は読者である私も衝撃的でした。
「も、盲点だー?」
エナのツッコミに同意です。
このように、物語としてはほぼ発展しないけれども何故だか面白い、
そんな二人の会話とエナのツッコミに笑いが止まらなくなる漫画でした!
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
高橋さんが聞いている。 まとめ
この漫画に登場する御影くんと奈良くんは、
口を開きさえしなければ確実にイケメンと呼ばれる部類です。
イケメンが揃いも揃ってしょうもない話を真剣に討論している所が、
この漫画の魅力の一つなのかなと思いました。
「高橋さんが聞いている。」は八巻で完結しています。
この漫画は、ツッコミ所満載な二人の会話と
所々に入るエナのツッコミがツボに入ってしまう漫画でした!
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら