田中メカ先生の
『セーラー服にお願い!』を読みました。
女子高生があるときから
神様代理として活躍する物語です。
「セーラー服にお願い!」で検索して下さいね。
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セーラー服にお願い! のあらすじ
松本雛菊16歳が放ったホームランボールは、
秋の空に吸い込まれていき、
校舎裏の山の中へ落ちていきました。
回収しに学校の裏山へのぼったところ、
なんと自分のホームランボールが神社を
半壊させてしまったことが判明します。
中にあったご神体の鏡が雨ざらしではいけないと、
触ってしまった雛菊。
その瞬間、鏡は消え、
ご神体は彼女の中に取り込まれてしまいました。
こうなった以上は、
と神社に仕える狛犬のコマとシシは、
雛菊に「神様代理」をするよう求めてきて・・・。
ボール一つで運命が変わってしまった
女子高生・松本雛菊。
プロ野球選手、ではなく
神様代理というもはや人外のものにされてしまいました。
神社というよりは祠に近い感じですが、
とにかくぶっ壊してしまったことは間違いないようです。
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セーラー服にお願い! のネタバレと感想
ご神体が体に取り込まれてから、
狛犬が話しかけてくるわ、
人に見えない物が見えるようになるわで
さんざんな目にあってると感じている雛菊。
しかし、雛菊の意思とは関係なく、
周辺には黒い影が蠢き、彼女を狙い始めました。
神様がやしろの下に鎮めていた大きな「念」が、
ご神体が雛菊に取り込まれたことによって、抑えが効かなくなり、
「厄」を呼び寄せているのです。
本性は狛犬で、
人間型のときはイケメンズとなる茶色く短い髪で
キツい性格のシシと白く長い髪で柔らかい印象のコマ。
2人は神様(代理)となった雛菊を
何があっても守るのが使命です。
本来は人間の弱い女の子に仕えるなど不本意なのですが、
神様が取り込まれた以上仕方がありません。
イケメンズに守られる女子高生・・・
本人達はご不満なようですが、
端から見ると羨ましい限りです。
個人的には狛犬姿でしゃべるのも可愛くて好きですし、
人間型より運動能力高そうなので守りには適当だと思うんですけど。
ちなみに雛菊はこの2人と同居することになるのですが、
「貧乏なのに2匹も飼えないよ!」と完全に犬扱いです。
考えてみると本当は、
とても恐ろしい妖かし奇譚のはずなのですが、
雛菊が女子高生のせいか、この2人に対するイメージ図が、
かなりおちゃらけが入っていて笑えます。
この笑いの感覚がこのお話では最後まで重要になってきます。
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セーラー服にお願い! まとめ
コマとシシはあくまでも神様のサポート役で、
「念」を封じるのは神様(代理)の役目だと言われた雛菊。
元はただの女子高生である松本雛菊は、
この邪悪な「念」を鎮めることができるのでしょうか?
『セーラー服にお願い!』は4巻で完結しています。
『セーラー服にお願い!』は神様代理と狛犬たちのコメディなお話でした。
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