玖保キリコ先生の
「ロンドにゃあ」を読みました。
辛い事やうまく行かないことがあったとき、傍で気楽に寝転んでいる猫を見て、
「猫になりたいな~」と思ったことがある人、いるのではないでしょうか?
もし、その願いにもならない呟きが、本当に叶えられてしまったら?!
後半には、英語訳もついています。
「ロンドにゃあ」で検索して下さいね。
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ロンドにゃあ のあらすじ
父親の仕事の都合でロンドンへやって来た郁美。
英語が分からず、学校で先生や友達の会話が理解できません。
一方、妹の良美は同じように英語は分からないはずなのですが、
友達を作り、今日も友達の家におよばれしています。
郁美の母は、誰か友達を家に呼んだら?・・・と郁美に提案しますが、
郁美は何も言葉を返すことができません。
そんな郁美に、母は、妹のお迎えに、郁美もついてくるように言います。
面倒だと嫌がる郁美。
しかし、イギリスでは、12歳以下の子を一人で留守番させることの禁止や、
学校や、友達の家への送り迎えの義務付けがあることを母から説明を受けます。
ということは・・・
「一人で買い物や散歩とか行っちゃいけないの?」
ということに気が付きます。
イギリスの制度の不便さを感じる郁美。
妹のお迎えまで、庭で遊びながら、
携帯で日本にいる友達からのメッセージを読みます。
そのメッセージには、元気なのか、英語が喋られるようになったか、
郁美が羨ましいといった内容が書かれてありました。
それに対して、元気で、英語はぼちぼち、
イギリスに遊びにおいでと返した郁美。
イギリスになじめない自分を知られらくなかったのか、ウソをつきました。
しかし、その返信も、日本は時差があり、夜中。
まだ相手に届くこともありません。
そんな寂しさを抱えた郁美のもとに、一匹の猫がやってきました。
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ロンドにゃあ のネタバレと感想
郁美になつき、ゴロゴロすり寄ってくる姿を見ていて、郁美はふと
「ネコになりたいよ」
と口に出して言いました。
すると、どこからか「OK」と聞こえて、気が付いたら猫の姿に!!
慌てる猫になった郁美の前に現れたのは、
ゴールドフェアリーという名の、ファンクな妖精。
郁美は、本当に猫になりたかったわけではなく、
イギリスがいかに辛かったのかという話をフェアリーに訴え、
元に戻して欲しいと願います。
しかし、フェアリーは一回叶えた願い事はキャンセルできないため、
猫婆様のところへ連れて行かれた郁美。
猫婆様は、これから一緒に暮らす相手を幸せにするという
修行をするように言います。
そして、送り込まれた先は、優しそうな高齢の女性の家。
しかし、この女性は家を追い出されそうで・・・。
果たして郁美はこの修行をクリアできるのでしょうか?!
気ままにゴロゴロする猫を見て、「ネコはいいな~」と
思ったことある人も少なくないのではないでしょうか。
そんな希望が本当に叶ってしまったら・・・
という有り得ないけど、とても面白い漫画です。
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ロンドにゃあ まとめ
きっと振り返れば大したことない、
でも小学生にとっては人生のピンチに立たされた郁美の
猫になりたくなるような気持ちに少し切なくもなり、
笑えるだけではない漫画です。
後半は英訳がつくなど、英語の勉強もでき、一石二鳥!
「ロンドにゃあ」は4巻まで出ています。
この作品は、笑いあり、ちょっと切なくもあり、
英語も勉強できちゃう、お得な作品です!
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