飛鳥りな先生の
「おじさま侯爵は恋するお年頃」を
読みました。
20歳も年上の侯爵との政略結婚を、
余儀なくされた地方領主の娘が、
持ち前の明るさで侯爵の心を変えていく、
胸きゅんラブストーリーです。
「おじさま侯爵は恋するお年頃」で検索して下さいね。
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おじさま侯爵は恋するお年頃のあらすじ
キャンベル領主の一人娘ライラは、
財政難に陥った領土を守るために、
城下町を治めるトラヴィスタ侯爵のもとへ
嫁ぐことになります。
ライラはまだ16歳。
侯爵は20歳近くも年上でした。
でも、ライラは明るくポジティブな女の子。
嫌な顔ひとつせず、
侯爵のもとへやってきたのでした。
実際に会った侯爵は、
ハンサムで優しそうな男性でしたが、
はなからライラを子ども扱いして、
まともに取り合ってはくれません。
侯爵は結婚することで、
身を固めろとうるさく言う外野を、
黙らせたかっただけなのです。
連日のように外出をして、
食事も一緒にとろうともしない侯爵。
それを寂しく思うライラ。
ライラは例え政略結婚であっても、
お互いに信頼し合い、
愛し合っていけると考えているのです。
ライラは本当に良い子なんですよ。
明るくまっすぐで屈託のない笑顔。
こんなにかわいいのですから、
きっと侯爵も振り向いてくれると
思うのですが。
食事もまともにとっていない侯爵のために、
ライラは家から送られてきたトマトを
無理やり食べさせます。
そんなに一緒に食事を食べたかったのか、
と驚く侯爵。
ライラの家で食事は、
家族揃って食べるものだったからです。
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おじさま侯爵は恋するお年頃のネタバレと感想
ライラによって大切なことに
気づかされた侯爵は、
ライラと毎朝、
一緒に朝食を食べることを約束します。
少し距離が近くなったふたり。
そんなある日ライラの父から手紙がきます。
名門のアスター伯爵家が、
ライラの実家である、
キャンベル領の援助を申し出ている、
とのことでした。
つまり、伯爵家の20歳の子息の嫁になれ、
ということなのです。
父としては、
年の離れた侯爵に嫁に出したのが、
心配だったのでしょうねぇ。
形だけの妻なら、君でなくても構わないと、
言い捨てる侯爵。
ライラは不本意ながら、
伯爵家に行くことになります。
以前晩餐会で見かけて以来、
ずっとライラの事が好きだったと言う子息。
鼻息荒くせまってくる彼に、
ライラは拒絶をします。
この子息も悪い人じゃないんですよ。
ライラの事が好きすぎるだけなんですよね。
無理やり押し倒そうとする子息。
そこで侯爵が到着するのです。
誰だ?と問う子息に、
彼女の婚約者だ、とはっきり告げる侯爵。
ふたりで伯爵家から走って逃げます。
侯爵は自分のことを語り始めます。
両親が不仲だったこと。
婚約した女性に酷いフラレ方をして、
女性はもうこりごりなこと。
だから、温かい家庭というものを、
僕に教えてくれないか?
優しく微笑む侯爵に、
ライラはとびきりの笑顔で、
もちろん、と答えます。
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おじさま侯爵は恋するお年頃 まとめ
良いお話ですねぇ。
なんだかほっこりします。
この後2人はまた一緒に生活をするわけですが、
本当の夫婦になるまでには、
まだまだ時間がかかるようです。
早く二人のラブラブなところを見たいですね。
「おじさま侯爵は恋するお年頃」は
4巻まで出ています。
読むと心が温かくなる、
年の差ラブロマンスでした。
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