槇村さとる先生の
「モーメント 永遠の一瞬」1巻を読みました。
世界の舞台に上り詰めたフィギュアスケート選手のユキ。
彼女のスケート人生を描いた物語です。
「モーメント 永遠の一瞬」で検索して下さいね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
モーメント 永遠の一瞬 のあらすじ
現代のソチ、フィギュアスケートの試合会場に
北原雪(きたはらゆき)はいました。
選手として颯爽とリンクへ滑り出す雪。
そんな雪を会場で二人の青年が見守っていました。
その二人の名前は睦月(なかむらむつき)と大也(ダイヤ)。
二人とも雪が小学生の頃からのスケート仲間でした。
そして物語は三人が小学生だった頃にさかのぼります。
北海道から東京に引っ越してきた雪。
ルックスも普通の小学5年生の女の子です。
しかしフィギュアスケートを極めるため、
飲食店経営の父を残し母と二人でで戦うためにやってきたのでした。
それもすべては東京のフィギュアスクールに入るため。
東京でのスクールでも早々に雪は実力を認められ、
クラブに入会し試合に出るためのバッジテストを受けることになります。
すると面白くないのは同じスクールの女子仲間たちです。
嫌がらせこそしないものの、いつも敵意剥き出しの目で雪を見てきます。
スポ根といえばそうなんですが、
槇村先生の上品で美しい作画には汗臭さはまるでなく、
といっても雪が必死でスケートを頑張る様は、
読んでいるこちらの方が汗が出てきそうになります。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
モーメント 永遠の一瞬 のネタバレと感想
クラブでもちょっと気が合う渚という女子がいましたが、
夏の強化合宿に選ばれたのが雪だったために、
渚とはぎくしゃくした関係になってしまいます。
選ばれた選手の中には睦月もいました。
同じ5年生ですが、いつも背伸びをしているような
大人びた振る舞いをする男の子です。
やっかみや嫉妬の渦巻く中で、選手たちは大人になっていくんですね。
しょんぼりとした気持ちで家に帰っても母は
仕事で家を空けていて、雪は一人で夕飯を取り就寝します。
フィギュアにはとにかくお金がかかるんですよ。
そのために母が夜遅くまで働かなくてはいけないのだという事を、
雪はよくわかっているのです。
寂しさも不安も一人で抱えながら、雪は自分自身と戦っていくんですね。
ダイヤはこの時アイスホッケーのチームに入っているのですが、
小学校も雪と同じクラスなので雪の事を
何気にフォローしてくれる男気を見せてくれます。
試合に出るためのショートとフリーの振り付けを決めるために、
雪には有名な振付師の先生がついてくれることになりました。
そして雪の実力を見た振り付けの先生はコーチと相談し、
上級のコーチに来てもらえるように手配をしてくれたのです。
そうしてやってきたのは、
有名な選手のコーチもしている大関という男でした。
大関の指導は厳しいものでしたが、雪はどんどん上達していきます。
しかし初めて雪は練習に行きたくないと、考えるようになるのでした。
ダイヤは雪と大関の練習をそばで見ていて、
どうにも大関の事が憎らしくなります。
ある日、雪の滑走中の姿勢を直すために大関が雪の体に手を当てた時に、
ダイヤは思わず雪の元へ駆け寄ります。
ダイヤは雪の事が好きなんですが、
それ以上に大関の事をとてもきな臭く感じているんですね。
うーん、大関は確かに怪しさもあるんですが、
本物のコーチっぽい存在感もあるんですよね~。
どんな人物なのでしょうか。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
モーメント 永遠の一瞬 まとめ
雪とダイヤと睦月の関係も気になりますね。
睦月は王子様みたいなイケメンだし、
ダイヤは一途に雪の事を想っているようだし…。
続きが気になりますね。
「モーメント 永遠の一瞬」は5巻まで出ています。
作品はまだまだ序章のようです。
今後も追いかけて読んでいきたい作品でした。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら