勝田文先生の「マリーマリーマリー」を読みました。
出会ってすぐに突然のプロポーズ。
真面目な鍼灸師の女の子と風来坊のギタリストの
ドタバタマリッジコメディです。
「マリーマリーマリー」で検索して下さいね。
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マリーマリーマリー のあらすじ
鍼灸師の里多(リタ)は往診で呼ばれたライブハウスで、
黒い眼鏡にカンカン帽、ネクタイを締めたギタリストを見かけます。
翌日の夜、愛車のクラッシック・ミニで町を走っていると、
昨夜の男が突然リタの車を呼び止めてきました。
急に飛び出てきたせいで軽く男をひいてしまうのですが、男はぴんぴんしています。
しかし一応、自分が勤めている診療所に連れていくことになりました。
道中、男は自分の名前を森田と名乗ります。
そして、僕と結婚したら森田リタになるから
僕といっしょにならない?と言い出したのです。
しかも森田は本気だったらしく、一週間リタの診療所に通い続けるのでした。
周囲ともすぐになじむ森田でしたが、
気まぐれな性格なのか急に来なくなります。
それが10日を過ぎた頃、
リタは周囲の勧めもあり森田が出ているという
ライブハウスに夜行ってみることにしました。
タバコをふかし客と戯れていた森田でしたがリタにすぐに気が付き、
手品と称してリタの腕にネックレスを巻き付け自分が
居候している家に強引に連れていきます。
そしてリタはなぜか手作りの伊達巻を御馳走になるのでした。
森田はイケてるルックスなんですが、
ひょうひょうとしていてとらえどころがないんです。
ミュージシャンだからですかね。
自分の気持ちに正直に生き、感じるままに行動する森田は素敵です。
決して悪い男ではないんですが、危険なオトコですね~いい意味で。
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マリーマリーマリー のネタバレと感想
居候先を追い出された森田はリタの住む診療所に転がり込んできます。
寝室は別にするものの、一つ屋根の下で一緒に暮らし始めます。
落ち着いたかと思ったら、また森田はいなくなります。
しかも記入済みの婚姻届けをリタに渡し、
その気になったらサインして…言っていたのに、
翌日から姿を消すのです。
帰ってくるなり、草津へ温泉旅行に行こうという森田。
あきれながらもミニを運転して二人で草津へ。
その道中でリタもやはり自分の感じるままに、
婚姻届けにサインをするのでした。
結婚までがすごいスピードですが、
この二人はまるで昔から一緒にいるかのように二人での生活に馴染んでいきます。
部屋には森田のレコードやらアンプやらギターが溢れかえりますが、
それすらもリタには喜びです。
しかも仕事がない時の森田は家事をやり、
リタの世話をしてくれる有能な主夫でいてくれるのです。
しかしリタには悩みが…。
実は実家の両親に結婚したことを言ってないのです。
何せ森田は風来坊のギタリスト。
収入もほとんど無い男を親には紹介出来ないのです。
そんなリタの気持ちをよそに、
森田はさらりと地方の仕事先からリタに電話をかけ、
せっかくだから岐阜のリタの実家で落ち合おうと急に言い出します。
そして切れる電話。
慌ててミニを走らせ岐阜に行くと、
そこにはきっちりと髪を7:3に分けリーマンのようなスーツを着た森田が。
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マリーマリーマリー まとめ
両親にも無事に了承してもらい、
幸せそうに家路を急ぐ二人なのでした。
この二人を軸に周囲のおかしな人々もたくさん出てきます。
周囲を振り回しながらも、
そして周囲に振り回されながらも着実に二人が絆を深める姿が描かれています。
周りの人たちもみんな暖かいんですよ。
そして森田を受け止められるリタは、良い女だなぁとすごく思います。
「マリーマリーマリー」は4巻まで出ています。
森田が素敵ですね~。
時折見せる森田の色気にしてやられる作品です。
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