冬森雪湖先生の
「Love Silky 水中恋花~吉原御職 紫薫~」を読みました。
24歳までに身請けされなければ死ななければならない…。
過酷な運命を背負いながらも必死で生きる娼婦たちを、
現代の吉原を舞台に描いたショートストーリーです。
「Love Silky水中恋花 -吉原御職・紫薫-」で検索して下さいね。
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Love Silky水中恋花 -吉原御職・紫薫- のあらすじ
現代の吉原、その存在はごく一部の人間しか知らない高級娼館となっています。
利用するのは支配者階級と接待されるごく一部の人間だけ。
重要機密を守るために、娼婦を身請けする金額は2億円。
もしも24歳までに身請けされなければ女郎たちは”廃棄”されてしまうのです。
廃棄とはすなわち安楽死の事なのですが、
たとえ身請けされても暗殺の危険がつきまとうという悲しい運命なのです。
最高御職の花魁、紫薫(しくん)は
最高の男に身請けしてもらうため、
身請けを申し出てくれた男たちを値踏みしている最中です。
客の前ではしおらしく客に気にいられるように
徹底的に猫をかぶる紫薫ですが、
携帯ゲームの会社社長の若者、小谷の前では
そんなそぶりを全く見せず男は金よ!と言ってはばかりません。
小谷は最初から金がないから身請けは無理、
と言われているのにも関わらず馴染みになっているのは、
体の相性がいいからなのです。
24歳の誕生日まで、あと2か月をきり
そろそろ本命の人に身請けされなければ廃棄されてしまう紫薫は
いったいどうなるのでしょうか。
安楽死はともかく、こういうセレブしか知らない高級娼館は本当にあるのでしょうね。
セレブじゃないのでわかりませんが。
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Love Silky水中恋花 -吉原御職・紫薫- のネタバレと感想
そして本命である大手銀行の頭取の息子、
臼井からの身請け話がまとまります。
しかし臼井は小谷の話を持ち出してきます。
何か探りをいれてくるような口ぶりですが…。
臼井に身請けされる前に最後に小谷と会う紫薫ですが、
身請けが決まった話をすると小谷は素直に喜んでくれています。
かなりのヒットをとばしているゲーム会社社長の小谷は
相当なお金を持っているようですが、
お金が絡むと人の心が見えなくなる、
とお金に関しての欲がまるでありません。
その点、紫薫は男は金だ!とはっきり言ってくれてよかったと、
今までありがとうと笑って言うのでした。
でも紫薫は本当は小谷に止めてもらいたかったのです。
そして臼井からの身請けの日、突然臼井から延期を申し出てきます。
そして小谷の未発表の企画の情報を聞き出してほしいと言われます。
臼井の仕事のためなのですが、紫薫は悩みます。
忘れ物を口実に小谷を呼び寄せ、
新しい企画の情報を仕入れますが結局紫薫は臼井の話を断るのでした。
小谷の事が好きなんですよね。
わかっていても好きな人を売れないんですよ。
以前、身請けを申し出てくれた人たちに片っ端から電話をかけ、
臼井以外の相手を探しますが全員から断られます。
いよいよ明日が誕生日という日、小谷は駆けつけてくれました。
でも紫薫は小谷に金で買われるのは嫌なのだと泣きじゃくるのです。
結局、身請けという形をとるものの、
小谷のそばで小谷のために働くことになった紫薫。
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Love Silky水中恋花 -吉原御職・紫薫- まとめ
身請けされて幸せになった数少ない女郎の一人となったのでした。
ハッピーエンドで良かったです。
このシリーズはショートストーリーでそれぞれ主役が違うみたいなので、
他の話もぜひ読んでみたいと思います。
「Love Silky 水中恋花」シリーズは4巻まで出ています。
悲しい宿命を背負った女郎たちの、懸命な愛のカタチを描いた作品です。
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