ひうらさとる先生の
「LOVE+DESSIN(1)」を読みました。
この漫画は、夏の海に雪が降る広告に
一瞬で心を掴まれてしまったひろのが、
広告に描かれた景色を見るために、ひとりで海を訪れたところ、
広告の制作者、千歳蓮に出会い、
初めて恋の味を知ることになる恋愛漫画です。
「LOVE+DESSIN」で検索して下さいね。
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LOVE+DESSIN のあらすじ
この漫画の主人公である槙ひろのは、
「つまらない」日々を送る女子高校生です。
彼氏もいて楽しい毎日を送る周りの同級生に比べて、
彼氏もいない、成績もあまり良くないひろのは、
自分の人生を「つまらない」ものだと決めつけ、
何もない毎日を淡々と過ごしてきました。
そんな中、ひろのはクリスマスイブの日にとある広告を見つけます。
それは夏の海に雪が降るという一風変わった広告でした。
一目見た瞬間その広告に心を奪われてしまったひろのは、
気分を入れ替えるために冬の海を一人で見に行くことを決意します。
そして、そこで出会った男性こそが、あの広告の製作者、
千歳蓮だったのです。
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LOVE+DESSIN のネタバレと感想
この漫画は、そんな二人の山あり谷ありな恋愛模様を描いた漫画です。
この漫画の一番の見どころは、ひろのの成長ぶりだと思います。
最初は自分の人生も周りもつまらないと
冷めた目で見ていたひろのでしたが、
千歳蓮に出会うことによって、
彼女は現状なんて自分次第でいくらでも変えられることに気付き、
今通っている高校をやめて、
なんと千歳蓮が講師をしている美大に編入することを決意するのです!
デッサンの経験なんて一切ないひろのが、美大受験を決意し、
千歳蓮の力を借りながらも合格を決めてしまう一連の流れが、
読んでいてひたすらに爽快でした!
一方の千歳蓮は、蓮の友人に言わせれば三年間「時が止まっている」男性です。
広告で名を馳せ、一見順風満帆な人生を送っているかのように見える蓮ですが、
実は三年前に本命の女性と離婚した経験を持ち、
その時のことを未だに忘れられない、過去に囚われた人物だったのです。
蓮と出会うことによって止まっていた時が進み始めたひろのと、
時が止まったまま動こうとしない蓮、二人の恋愛の行方が気になりました。
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LOVE+DESSIN まとめ
この漫画は、ファンタジー要素はほとんどなく、
現実に忠実に描かれた漫画だと思います。
その為、思わず心にグッと突き刺さるシーンも登場するのですが、
それだけに、ひろのと蓮が喜んでいると、
一緒に喜びたくなってしまうような、登場人物に感情移入できる漫画でした。
「LOVE+DESSIN」は四巻で完結しています。
この漫画は、良い意味で自分の人生に
喝を入れられたかのような気分になる漫画でした!
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