桜井しゅしゅしゅ先生の
「ラブコメのバカ」分冊版1を読みました。
女子力マイナスの若手少女漫画家と
イケメン鬼編集者の愛と葛藤(笑)の日々。
「ラブコメのバカ」で検索して下さいね。
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ラブコメのバカ のあらすじ
髪をふりみだしよれよれの緑ジャージの女、佐倉すず。
彼女は若手のくせに締め切りを守れない少女漫画家です。
このたびデビューからお世話になっていた担当者が異動になり、
新しい担当として紹介されたのは超~イケメンの
長谷川理(はせがわおさむ)でした。
旧担当の岸田さんが異動と知ったときは
足にすがりついて号泣してたくせに、
イケメンを見た瞬間「王子様!」とのたまい、
目の中を星だらけにしてやる気に燃え上っています。
そして自分の汚いジャージ姿を見て慌ててトイレに駆け込んでいきます。
新担当 長谷川理は汚らしい恰好の
すずを見ても、にっこりと神対応。
こんな可愛らしい方と仕事が出来るなんて…
とリップサービスも忘れません。
岸田さんに言わせると少女漫画家さんは妖精らしく、
今でこそ締切も守れないダメ漫画家ですが
佐倉すずは“天才”らしいのですが…。
トイレで鏡を見ながら必死に髪をセットするすず。
ジャージの上着のすそをズボンに入れるか
出すか長いこと迷っています。
いやいやジャージですからね、しかもよれよれの。
ところがトイレ帰りにすずは偶然聞いてしまうのですよ。
さわやかイケメン王子様の裏のどす黒さを…。
のっけから面白いんです。
よれよれの少女漫画家が出てくる漫画って
よくありますけど、すずはすごい。
顔はそこそこ可愛いのに、変態ぽさを持ち合わせた勘違い女。
でも、可愛い。
こういうヒロイン好きですね~。
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ラブコメのバカ のネタバレと感想
イケメン王子は電話で誰かとしゃべっていたのですが、
その内容が少女漫画なんて読まないし、
担当する漫画家(佐倉すずの事)はゴミみたいな女だと言ってのけます。
俺の事“王子様”とか言ってまじ気持ちわりいなんて事まで…。
すずはびっくりして白目でぶっ倒れますが、
長谷川に自分の裏の顔の事は誰にも言うなと口止めされてしまいます。
長谷川は外面を完璧に取りつくっているんですよ。
だけどばれてしまった以上、
すずの前ではずっと黒いままになりました。
ファミレスでネームの打ち合わせの予定も二時間遅れてきたすず。
イケメン王子と会うためにおしゃれしていたために遅れてきたのです。
すずにとって王子が黒かろうと白かろうと関係ないんですよ。
でも、すずのネームを見た長谷川はつまらないとはっきり言います。
編集者を本気にさせんのは作家だけなんだよ、
と厳しく言って席を立ちます。
さらに、俺…今のあんたに興味ないから…
と言われすずはさすがに真顔になります。
しかし編集部に帰った長谷川はすずのデビュー前の投稿作を読んでみて、
その面白さに愕然とします。
そして会社帰りにさっきのファミレスの前を通ると、
そこには髪を振り乱してネームを描いているすずの姿がありました。
すずはもう8時間も同じ店でネームを書き直していたのです。
その漫画のタイトルはとんでもないものでしたけれども…。
そうして長谷川とすずのおかしな二人三脚が始まったのです。
さあ面白くなってきました。
桜井しゅしゅしゅ先生の作品は「SSG~名門男子校血風録~」を
読んだことがあり割と硬派な作家さんという印象でしたが
その後BL本を目にし、
さらに今回この作品を読ませて頂いて
なんと引出しの多い作家さんだろうと驚きました。
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ラブコメのバカ まとめ
この作品はすずの強烈なキャラがあってこそのものだと思うので、
この後もそのまま同じキャラのままいってほしいです。
「ラブコメのバカ」は分冊版で9巻まで出ています。
確かにおバカなヒロインですが、とっても可愛いおバカさんでした。
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