すもも もも先生の
「後宮デイズ~七星国物語~」を読みました。
両親を殺され兄と生き別れになった男装の麗人が、
国王の命のもと後宮で陰謀と対峙するラブアクションストーリーです。
「後宮デイズ~七星国物語~」で検索して下さいね。
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後宮デイズ~七星国物語~ のあらすじ
七つの国から生まれた連合国、七星国。
皇帝の城がある都へ入った旅芸人の一座の中に、
ひときわ美しい娘がいました。
金鶏団の見世物の目玉、
麗人劇でナイフ投げをする翡翠(ひすい)です。
彼女の男装はそれは美しく、
奏でる楽器の優雅な音色、
剣術の腕前などどれをとっても当代随一のものでした。
実は彼女には悲しい過去があり、
両親を族に殺され兄とはぐれてしまっていたのです。
その過去のためか寡黙な彼女はあまり笑顔を出すこともありません。
ある日、一座の興業に皇帝が訪れました。
その皇帝を見て、翡翠は驚きます。
生き別れた兄にそっくりだったからです。
そして翡翠を気に入った皇帝は
翡翠に後宮の教坊(音楽や舞を司るところ)に
来るように命じます。
翡翠は兄にそっくりな皇帝の事を
もっと知りたいと思い、後宮に入ることを決意するのです。
一応名目は後宮の妃たちのひまつぶしのためなのですが、
後宮に入るということは皇帝の女になる可能性も秘めてるわけで…
でも翡翠はそこまで考えていないようですね。
それにしても翡翠の男装姿、素敵です。
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後宮デイズ~七星国物語~ のネタバレと感想
後宮に入った翡翠ですが、
一座で可愛がっていた小さな女の子ヒガラが
荷物に紛れてついてきているのを発見します。
皇帝とお付きの宦官、
シュロにヒガラが見つかってしまい
ヒガラを人質に翡翠はある密命を受けます。
それは後宮で侍女が死んでいた事件の調査でした。
後宮での男装劇で妃や侍女たちをメロメロにした翡翠は
無事に調査を終了、皇帝の信任も厚くなります。
そんなある日、宴の最中に体調を崩した皇帝を介抱する際に、
翡翠が飲ませた水に毒が混入されているという事件が起きます。
毒の存在がわかるように皇帝の使う食器は全て銀食器、
というきまりがあるのにも関わらず陶器製のものに変えられていたのです。
毒に倒れた皇帝を一晩中介抱する翡翠。
もだえ苦しむ皇帝に口移しで何度も薬を飲ませます。
そして朝方、すっかり元気になる皇帝陛下。
下手人の宦官は家族を人質にとられ、
毒を盛るように脅されていたのです。
最後には後悔の中、皇帝の命をかばって死んでいきました。
自分に毒を盛られたにも関わらず、
死んでいく宦官に家族を必ず守ると約束する
皇帝の姿に翡翠は信頼を寄せていくのでした。
面白い!
タイトルは知っていましたが、こんなに面白い内容だったとは…。
作画は今どきのデジタル絵で美しく軽やかなんですけど、
内容は骨太でしっかりとしたものですね。
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後宮デイズ~七星国物語~ まとめ
翡翠の誰にもこびないような、あまり笑わない真顔がたまりませんよ。
そして皇帝も大胆不敵で色気があってかっこいい。
ついでにいうと、翡翠についてきてしまったヒガラのなんと可愛いこと。
続きがものすごく気になります。
「後宮デイズ~七星国物語~」は11巻まで出ています。
ドキドキしたりきゅんきゅんしたり、内容が盛りだくさんの素敵な作品でした。
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