千秋りえ先生の
「カワイイと腹黒」を読みました。
メイクで作りこんだ顔に、作り笑顔、仮面を被って会社生活をしているOL、佐木。
そんな彼女の新しい上司は、締まりのない笑顔でカワイイおじさん。
おじさんが来てから、佐木はペースを乱されっぱなしで、仮面が・・・?!
カワイイくて実は本質をついてくるおじさんと、腹黒仮面女子との戦いの結末はいかに?!
「カワイイと腹黒」で検索して下さいね。
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カワイイと腹黒 のあらすじ
過去の恋愛経験から、念入りのメイクと本音は腹の底に隠し、
仮面の笑顔でやり過ごす、OL佐木。
そんないつまでも続く嘘の生活に、だんだん虚しさを感じ、疲れています。
そんな佐木は、会社でうっかりスカートを下着に挟んだまま
トイレから出てしまいます。
それを軽いジョークで指摘してくれた目じりが下がったおじさん。
にやけた笑顔のエロオヤジ!!と動揺を隠せない佐木ですが、
さらに、彼が新しく異動してきた上司、鳶沢だとわかり、石となります。
今まで必死に女子力高めの菩薩キャラを演じてきた佐木。
お尻丸出しの姿を見られていたことに動揺する姿が、
逆にとても可愛いのですが、本人にとっては死活問題のようです。
お尻を見られた上司がいることで、佐木のペースは少しづつ乱れていきます。
仕事のできない女子の失敗は、今までなら笑顔で自分が全て引き取っていた佐木。
しかし、つい「前にも・・・」とイラっとした態度が出てしまいます。
ハッと気が付き、すぐ自分がやっておくと言いなおしますが、
二人のやり取りに気が付いた鳶沢が間に入ります。
失敗した同僚に仕事を最後までやらせてあげるようにいう鳶沢に、
さらにイラつく佐木ですが、トイレで自分がいい気味だ・・・
と言われているのを聞いてしまいます。
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カワイイと腹黒 のネタバレと感想
さらに、追い打ちをかけるように、
顔さえ思出せないレベルの合コン相手から、
彼女ができた風の連絡が・・・。
なんとも言えないむしゃくしゃした気持ちで、
ビール片手に、友達と憂さ晴らしする佐木。
大声で友人に愚痴っていると、そこへ店員がぶつかり、頭からビールを被り・・・。
入念なメイクもすっかり落ちてしまいます。
そこへ、なんと、今最も嫌いな鳶沢がやって来ます。
動揺して、本音をぶつける佐木に、
取り乱しながら本音を話す佐木のことを好きだと言って包み込んでくれた鳶沢。
佐木は、ずっと自分が情けない自分を認めてあげたかったことに気がつき、
心が楽になるのを感じます。
それから、会社でも少しずつ仕事のやり方を変える佐木。
そして、鳶沢に対しても?!
比較的多くの女性は、その厚さや頻度は別にして、
多少は仮面を被って生活した経験があるのではないでしょうか。
そんな女性なら、どこか共感できる、器用だけど救われない女子佐木。
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カワイイと腹黒 まとめ
彼女が、男性ならではの懐の深さで受け入れられたとき、
その苦しみから解放される様子が、読んでいてなんだか自分のことのように、
胸がジーンとしました。
頑張る女子に、読んでもらいたい!そんな漫画です。
「カワイイと腹黒」は8巻まで出ていて、完結しています。
この作品は、こじれた大人女子に、共感しながら読める作品です!
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