茂呂おりえ先生の
「神か悪魔か」をよみました。
夢で出会った男の子とのラブファンタジーです。
読み始める前は単純なお話しかなと思っていたのですが、
読み始めてみるとミステリアスな部分もあり予想以上に楽しめました。
作画や物語の雰囲気は子供向けな、
いわゆる「少女漫画」で、読んでいるうちに
なんだか子供のころを思い出します。
「神か悪魔か」で検索して下さいね。
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神か悪魔か のあらすじ
キズナは、鏡の中の金髪の男の子に
「ずっときみを待ってる」と言われる夢を見て、
目が覚めるとなぜか泣いていました。
次の日、キズナは夢のことが気になり
クラスメイトのソーヤに話しますがまともに相手をしてくれません。
同じくクラスメイトで占いが得意なロミに占ってもらうと、
結果は「運命の恋」と出ます。
キーワードは「夢」「図書館」だといわれたキズナは、
街はずれの図書館に行くことにします。
夢の中が不思議の国のアリスのような雰囲気で
かわいらしかったです。
続編の「鏡の国のアリス」のパロディでしょうか。
「幽霊図書館」という噂もあるその図書館に来たキズナですが、
本を探している途中に本棚の向こう側から、
カリカリと何かがひっかくような音に気づきます。
何の音か気になって音の出る周辺を探り始めると、
何かのスイッチが作動して突然本棚が動き、
キズナの目の前に隠し扉が現れたのです。
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神か悪魔か のネタバレと感想
扉を開けるとそこから小さなリスが飛び出してきます。
扉の向こうには廊下が続いていて、
そのリスの後について行くと、
豪華なお屋敷につながっていたのです。
その場所でキズナは夢で見た金髪の男の子にそっくりな少年と出会います。
話してみると、夢の中の王子様とは違い
悪魔のような性格の彼もキズナと同じ夢をみて
泣きながら目を覚ましたといいます。
翌日、如月ルー(きさらぎるー)と名乗って
キズナと同じクラスに転入してきたその少年の目的とは・・・?
思ったよりもキズナが行動力のあるヒロインでした。
好奇心旺盛で元気いっぱいなヒロインで好感が持てますね。
なんだか怪しい人物がキズナとルーを見ていますし、
ロミの占いもあまりよくない結果が出たようで気になります。
ルーの正体も気になりますし、
むしろ人間なのかどうかも疑問です。
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神か悪魔か まとめ
図書室の奥にお屋敷がつながっていたという設定は
夢があっていいですね。
隠し扉が出てくるというのも、
突然異世界にトリップするとかではなく、
ファンタジーになりすぎない現実味があってよかったです。
ファンタジー×恋愛という少女漫画の王道で、
純粋に「少女漫画」を読みたいというときにおすすめの作品です。
この作品は全2巻で、完結しています。
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