殿ヶ谷美由記先生の
「かみだらけ」を読みました。
この漫画は、「草の神」として
心穏やかな日々を過ごしていた草野神が、
ある日突然無実の罪により「漬物の神」に命じられてしまい
「草の神」に戻るために漬物の良さを
人々に広めようと奮闘するコメディ漫画です!
「かみだらけ」で検索して下さいね。
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かみだらけ のあらすじ
この漫画の主人公である草野神は
太古から生きる草々の繁栄を祈り守護する「草の神」として、
野菜に遊び心を加えたり、
クローバーの中に四つ葉のクローバーを混ぜたりして
心穏やかな日々を送っていた神様です。
人間なんかに振り回されず
草を愛でているだけの平和な日々を送っていた草野神でしたが、
ある日神々に対する人々の信仰が薄れているのは
「草食系男子」が増えているからであり、
「草食系男子」が増えているのは草を司る
「草の神」のせいだというあまりにも理不尽な理由により草野神は、
「草の神」から「漬物の神」へとジョブチェンジさせられてしまうのです!
ここで草野神は「神会議」
と呼ばれる様々な神が集まる会議によって
「漬物の神」へのジョブチェンジが決まってしまうのですが、
酒の神や縁結びの神、
天照大御神など個性溢れる神が集結していて、
草野神の不憫さが際立ち、
彼に対しての同情心が積もるばかりでした…。
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かみだらけ のネタバレと感想
突然漬物の神に任命された上に
自分の神社の賽銭箱まで壊されてしまった草野神は、
その不憫さ故にとうとう貧乏神からも
好かれてしまうという負のスパイラルに陥ってしまうのですが、
早く「漬物の神」としての実績をあげたい草野神と、
貧しくも美しい世界が作りたいという貧乏神、二人の利害は一致し、
二人は人間の食卓のおかずに
漬物しかあがらない世界を作ろうと決意するのです!
最初は「草の神」に戻るために
意気揚々としていた草野神でしたが、
心優しい彼は誰かを困らせて
自分が得することに疑問を覚え始め、
偶然スーパーで出会ったおばあちゃんとの出来事をきっかけに、
デモンストレーションを行って
地道に漬物を売りさばくことを選びます。
そんな「神様」らしからぬ姿で漬物を売りさばいていた彼は、
ついに貧乏神にまで見捨てられてしまい、
折角手に入れた仲間との共闘もつかの間、
再び一人で漬物の良さを広める羽目になってしまうのです。
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かみだらけ まとめ
まずこの漫画は主人公が「漬物の神」
という奇想天外な設定にびっくりしてしまいました!
個人的に美少年な貧乏神のビジュアルはすごく好みだったので、
この先も貧乏神と二人で何か面白いことを企んでほしいなぁと思いました!
「かみだらけ 分冊版」は十一巻で完結しています。
この漫画は「漬物の神」なんて名前は似合わない、儚げで不憫な神様が奮闘する漫画でした!
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