由貴香織里先生の
「架刑のアリス」を読みました。
財閥の当主を決めるために集められた血の繋がらない兄弟たち。
集められたお茶会の席でたった一人になるまで
お互いを殺しあうように言われます。
「架刑のアリス」で検索して下さいね。
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架刑のアリス のあらすじ
女子高生の久遠寺星(くおんじすてら)は
学校を早退して自宅に戻ります。
この日は毎月恒例のお茶会があるのです。
何があろうとも定例お茶には9人の兄弟たち
全員が必ず出席しなければならないしきたりです。
今回のお茶会は長男の是乃(ぜの)の
19歳の誕生日の祝いを兼ねています。
各々1番大切な人を連れてくるように招待状に書かれていました。
星にとって大好きな是乃は1番大切な人です。
是乃とともにお茶会に出席することになりました。
お茶会が始まり大切な人を
大テーブルに座らせる久遠寺財閥当主である母、織雅(おるが)。
美しい母はにっこりと微笑みながら
「今から最後の一人になるまで殺し合いをしてほしいの」と言いました。
そして生き残ったたったひとりに久遠寺家を継がせると。
怖いこと言いますね、お母さん。
この久遠寺財閥には色々と秘密があるようで、
当主になると永遠の若さと長い命を手に入れることが出来るらしいです。
毎月恒例のお茶会で出されるお茶にも秘水が入っていて、
そのお茶を1ヶ月ごとに飲まないと死んでしまう、と話す織雅。
そんな事を急に言われても信じられるものではありません。
その時、黙っていた父がおもむろに拳銃の引き金をひきます。
テーブルの対に座っていいた各々の「大切な人」を撃ちました。
笑っている父。
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架刑のアリス のネタバレと感想
1時間以内に誰か1人を殺さないと
全員の大事な人が死んでしまうのです。
レディゴーの合図と共に
星が立っていた床は抜け落ち、地下に落ちていきます。
殺し合いが始まりました。
アリスが最初に出会ったのは次男の志度(シド)です。
志度はまたかなり狂ってるんですよ。
人を殺すのにためらいがないどころか、喜びすら感じてるようですね。
志度に襲われ危ういところを、長男の是乃に助けられました。
是乃は防弾チョッキを身に着けていて、父親の弾幕から逃れていたのです。
いつも優しく星を守ってくれている是乃ですが、
怪物状に変身した志度に切り裂かれます。
そして是乃が目の前で殺されたことで、星の中の何かが姿を現します。
黒髪は金髪に、目は碧眼に。
そして星は殺すための身体能力に秀でた
血まみれアリスに変身するのです。
こういうグロい感じの漫画って普段あまり読まないし、
この作品も最初読み始めからなにか乗れないものがあったんですけども。
いやいやどうしてどうして。
なんだかすごく続きが気になる感じになっていくんですよ。
女性の方が書いてるからか、絵がきれいですね。
そして是乃がかっこいいんです。
志度に殺された是乃は、
このあと星が母親と契約を交わして生き返らせてもらうんです。
ですが、生き返った是乃は
つぎはぎだらけの別人みたいになってしまうんですけど。
星が当主になっていくんだとは思うんですけど、
何せ9人兄弟ですから戦いはまだまだ続くんですよ。
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架刑のアリス まとめ
兄弟とはいえ、みな孤児院から集められているので
それほど兄弟の絆というものはないんですよね。
悲しいといえば悲しい話です。
ぜひ続きを読みたいと思います。
「架刑のアリス」は6巻まで出ています。
自身の存在意義をかけて戦うアクションストーリーでした。
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