立川恵先生の
「怪盗セイントテール」を読みました。
ごく普通の女学生が、「セイントテール(聖なるしっぽ)」
の名のとおりポニーテール姿の怪盗に扮して、
困っている人の依頼を受けて活躍するお話です。
「怪盗セイントテール」で検索して下さいね。
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怪盗セイントテール のあらすじ
アニメ化もされていて、子供のころに見ていました。
「主よ、タネもしかけもないことをおゆるしください」
のセリフで変身して、
「わたしたちに神のご加護がありますように」
の言葉とともに夜の街に繰り出していくシーンはとても印象的で、
今でもよく覚えています。
つい懐かしくなってあっという間に読んでしまいました。
聖ポーリア学院に通う羽丘芽美(はねおかめいみ)は、
昼間は普通の女の子ですが、
夜は「怪盗セイントテール」に扮して人々の悩みを解決していきます。
学校では芽美と同じクラスの親友で、
シスター見習いでもある深森聖良(みもりせいら)
はアシスト役。
聖良が集めた情報をもとに、
セイントテールこと芽美が活躍していきます。
二人の息の合った掛け合いはさすがコンビといった感じです。
芽美と聖良のクラスメートである
飛鳥大貴(あすかだいき)・通称アスカJr.は、
刑事の息子で探偵。
警察から捜査協力を頼まれるほどの天才少年です。
そんなある日、
アスカJr.が市長からセイントテールを捕まえるよう依頼されて・・・。
天才という設定ですが、
普段はおバカなクラスの男の子という感じで嫌味なところもなく、
セイントテールにとっては敵役ではありますが、
どちらも応援したくなりますね。
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怪盗セイントテール のネタバレと感想
一見、穏やかでおとなしそうな聖良ですが、
笑顔で辛辣なセリフを言ったり、
猪突猛進な芽美の行動をうまくコントロールしたり、
そのギャップが楽しめました。
セイントテールの正体が自分と
同じ年頃の女の子だと気づいてから、
捜査対象としてだけではなく、
女の子としてもセイントテールのことが気になりはじめてしまうアスカJr.。
アスカJr.のことがが気になる芽美が、
なかなか素直になれず、
さらに自分がセイントテールだと告白もできずに
やきもきしている姿は、とてもかわいかったです。
芽美にとっては両想いなのに、
セイントテールの正体を知らないアスカJr.の立場からすると
三角関係になるのでしょうか。
個人的には、曇って中が見えない電話ボックス越しに
セイントテールに扮した芽美が素直になれたシーンが一番好きです。
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怪盗セイントテール まとめ
子供のころにアニメを見たときは
理解できなかった部分も、
今の年齢になって楽しめていて、
もう一度ハマってしまいそうです。
この作品は全7巻で、完結しています。
1994年の作品ですが、今読んでもむしろ新鮮に感じる作品でした。
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