ほおのきソラ先生の
『ドロシーはご機嫌ななめ?』を読みました。
力を取られ幼女の姿にされた魔法使いが、
元に戻るために旅するお話です。
「ドロシーはご機嫌ななめ?」で検索して下さいね。
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ドロシーはご機嫌ななめ? のあらすじ
詐欺まがいの手法で、
魔石を収集するナイスバディの魔法使いドロシー。
見かねた師匠の手によって、
力を取られた上に幼女の姿にされて、
最南端の村まで飛ばされてしまいました。
師匠に唯一取られなかった魔石
「下僕の石」と魔法の杖がドロシーの救いです。
キスによって下僕からの力を自分の中に流れ込ませ、
一時的にではあるものの、
元の姿と力を取り戻す事ができるのです。
下僕を増やしつつ、数々の困難を乗り越えていくドロシーですが・・・
果たして無事に師匠のいるエメラルドシティまで辿り着けるのでしょうか?
そして、師匠の真の目的とは一体何なのでしょうか???
非常に展開が早く、ギャグを交えながらもテンポ良く読める作品です。
強欲で魔力の強い美少女が主人公で、
下僕を連れて旅する設定は昔のアニメ『スレイヤーズ』に似てますが、
キスされないと魔法が使えない所が独特で面白いですね。
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ドロシーはご機嫌ななめ? のネタバレと感想
自称一流の魔法使いでありながら、
詐欺まがいの行為を繰り返すドロシー。
師匠の目をごまかそうとしますが、
見抜かれてしまい、収集した魔石と魔法の力を取り上げられ、
更に色仕掛けができないようチビっ娘に姿を変えられてしまいます。
気がつくとドロシーは
最南端のアモス村まで飛ばされていました。
そこで出会った大馬鹿のスケベ男・トラットと共に
変態ドM男に捕まってしまいますが、
そのおかげで、ドロシーは師匠が取り損ねた魔石
「下僕の石」の存在に気付きます。
誓いのキスをした下僕の力を自分の中に注入し、
魔法を使えるようになる石なのです。
ただし、一時的な効力しかないため、
ドロシーはトラット(通称トト)と旅することになります。
自分の欲望に正直なまま生きるドロシーですが、
大金持ちだった祖母と孫の問題を解決したり、
攫った人間を鳩に変えてしまうサーカス団から
少女たちを解放したり、なんだかんだで人助けをしてしまいます。
その過程で、犬神一族のブレイブや
無口な少女ガンマン深鳩(しんく)を下僕に
しているところはさすがですが。
そして、師匠の刺客であったツンツン眼鏡のハーツまでも、
頭突き=髪にキスさせる方法で、
無理矢理下僕に仕立て上げてしまいます。
ちなみに下僕は、ドロシーから一定の距離以上離れてしまうと
苦しくなるため、ずっと付いて行かなければなりません。
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ドロシーはご機嫌ななめ? まとめ
世界が自分を中心に回っていると信じてやまないドロシーを、
何とか変えようとしている師匠の愛(?)に気付かないまま、
自分の力を奪い、チビっ娘にした師匠に復讐することに闘志を燃やすドロシー。
下僕を引き連れて、師匠のいるエメラルドシティを目指します。
『ドロシーはご機嫌ななめ?』は3巻で完結しています。
『ドロシーはご機嫌ななめ?』はファンタジーコメディーなお話でした。
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