沙雪先生の
『ダブルゲージ』を読みました。
異世界の軟弱薬剤師が、病原と戦い、
病から人々を救う物語です。
「ダブルゲージ」で検索して下さいね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
ダブルゲージ のあらすじ
「疫神(ギフト)」と呼ばれる者たちが
病気をもたらす世界。
特殊医療機構”アスクレピオスの杖”に所属する薬剤師・アルツは
超軟弱な身体を持ちながら、
毒舌無表情少女の相棒・ミラドールと各地を転々としています。
彼らの目的は、病の原因である
「疫神」を見つけることです。
「疫神」をやっつけると共に、
「疫神」の体成分から薬を作り出して、
人々の病気を治すのが薬剤師である彼らの役割なのです。
自らの身を危険に晒しながら、
今日も薬剤師たちは「疫神」と戦い続けます。
異世界が舞台ですが、
病気は人間の身体の外からやってくるという
病の本質を突いた設定になっています。
精神的なもの以外のほとんどの病は
病原菌やウィルスが体内に侵入したことで発生しますが、
この世界では新種の病は「疫神(ギフト)」がその役となり、
その町や村にいる人間すべてを
病に感染させるまで動かない性質を持っています。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
ダブルゲージ のネタバレと感想
特殊医療機構”アスクレピオスの杖”の
薬剤師たちは「疫神」が移動を開始する前に、
奴らの居所を突き止めて、対処しなければなりません。
それにしても注射器をここまで武器として使う漫画は
初めてではないでしょうか?
無数の注射器が「疫神」に刺さるシーンは、
何回見ても圧巻です。
この世界では、体力勝負の薬剤師である主人公アルツが、
超軟弱で虚弱体質なのは笑えます。
対して相棒のミラドールは
可愛い少女の見た目とは裏腹にアルツには超スパルタです。
食あたりになったアルツを仕事にかり出して山登りさせたり、
彼の大好物シュークリームを自分だけ食べてしまったり・・・
何より「疫神」と戦うときはアルツの体に
ドーピングを施しているのが凄いですね。
副作用でアルツの体が余計に
おかしくなってないか心配になっちゃいます。
今にも倒れそうなアルツですが、
「疫神」に対する分析能力、的確な判断力は優れており、
数々の薬を生み出している天才でもあります。
その能力を信じているからこその
ミラドールのスパルタ振りなんですが、
ちょっとやり過ぎの感もあります。
特殊医療機構”アスクレピオスの杖”に
所属する薬剤師は、基本アルツとミラドールのように
2人一組の班で行動しますが、
特殊な任務のときは、他の班との合同作戦になるようです。
一巻の後半から、他の薬剤師たちも出てきますが、
こいつらも中々個性的で曲者揃い。
沙雪先生のセンス溢れる薬剤師の制服も素敵なので、
これから他の薬剤師もたくさん出てくるのか楽しみです。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
ダブルゲージ まとめ
医療をモチーフにした漫画は数多くあれど、
医師でも看護師でもなく、
薬剤師にスポットをあてた所が面白い作品です。
しかも、薬剤師自らが、
病気の原因と戦って薬を生み出す新しいタイプのバトル漫画です。
『ダブルゲージ』は6巻まで出ています。
『ダブルゲージ』は医療をモチーフにしたバトルアクション作品です。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら