森田智先生の
「Bar白色天 女と男 欲望の百物語」を読みました。
望みが叶う葉巻を取り扱っている、
とあるシガーバーを訪れる人々のお話です。
タイトルからは話の内容が全く想像できなかったのですが、
物語はそれぞれ1話完結しており、
ハッピーエンドのお話もあればすこし怖いお話もありました。
全体的に大人向けの漫画という印象です。
1話ずつの長さもちょうどよくて読みやすかったです。
「Bar白色天 女と男 欲望の百物語」で検索して下さいね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
Bar白色天 女と男 欲望の百物語 のあらすじ
物語は「BAR白色天」というシガーバーに
1人の女性が訪れるところから始まります。
その女性の名は大宮理香(おおみやりか)。
3年前このバーで「復讐できる葉巻」と出会い、
ある男性への復讐を叶えた理香は、
その復讐のことを語り始めます。
高校生の頃、理香は学校のアイドル・黒田健人(くろだけんと)に告白され、
周囲に内緒で付き合い始めます。
健人といると頭がぽーっとしてうまく話すことができない理香ですが、
ある時二人は一夜をともにします。
後日、健人の告白は
「ランダムに選んだ女子を一か月でどこまで落とせるか」
という賭けだったことがわかり、
一か月でロストバージンしてしまった理香は周囲の噂の的となり、
以降不登校になってしまいます。
読んでいて、とにかく「健人最低」としか思えませんでした。
周囲からの支援もなく、
一人傷つく理香がかわいそうでしたね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
Bar白色天 女と男 欲望の百物語 のネタバレと感想
時は過ぎ、社会人となった理香は
偶然健人と再会しますが、
健人は理香のことを全く覚えていないようでした。
過去のことを思い出し、
悔しい思いをしていると理香はいつの間にか
「BAR白色天」にいてマスターから
「復讐できる葉巻」を差し出されます。
そして、健人への復讐を決心したことで
理香は過去の気持ちを吹っ切り、
健人を前にしてもはっきり自分の意見を言うことができるようになり、
そんな理香に健人は惹かれていき・・・。
健人に対する憎しみはあっても、
以前は好きだったということが引っ掛かり
悩む理香の気持ちが伝わってきて何とも言えなかったです。
読者としてはしっかり復習してほしいところですが、
現実のこととして考えると理香の幸せが一番ですしね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
Bar白色天 女と男 欲望の百物語 まとめ
「復讐のできる葉巻」が本当にその効果があったかどうかはわからず、
結果的には望みが叶うというストーリーで、
現実にもありえない話ではないのではと思いました。
個人的には1巻3話目の「美女」というお話が好きです。
ハッピーエンドですし、「美しくなりたい」という望みに対して、
姿かたちではなく心が美しくなって
周りに認められるというのが良かったですね。
すこし大人向けの作品ですが、
男女問わず楽しめるものだと思います。
この作品は現在連載中で、9巻まで出ています。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら