赤瓦もどむ先生の
「兄友」を読みました。
16歳、初めての彼氏は兄の友達でした。
なかなか関係が進まないじれったい二人のピュアラブストーリーです。
「兄友」で検索して下さいね。
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兄友 のあらすじ
七瀬まいは16歳の女子高生です。
周りの友達は彼氏をとっかえひっかえしたり、
期間限定の彼氏を作ったりと恋愛を楽しんでいるようですが、
まいにはちょっとついていけません。
クラスの男子にも所帯じみていると言われるまいですが、
ルックスはそこそこいけてます。
ある日、まいが家にいると突然振り出した雨の中、
兄の幸紘(ゆきひろ)がびしょ濡れで帰ってきました。
慌ててタオルを持って玄関に行くと、そこには知らない男の子が。
それは兄の友達で西野壮太(にしのそうた)君と言いました。
兄と壮太の濡れた靴に新聞紙を詰め、
洗濯物を持って自分の部屋に行くと兄たちの会話が聞こえてきました。
実はまいと兄の部屋はもともと一つの部屋だったのを
簡単に仕切っているだけなので、
隣の会話は丸聞こえなのです。
壮太はまいの事を「可愛い」と言っているのが聞こえます。
兄は聞こえているのを知っていて色々冷やかしながら聞いてるようなのです。
そんな事を男の子に言ってもらった事が初めてのまいは
居心地が悪く部屋を出てしまいます。
しかしそれから壮太はしょっちゅう遊びに来るようになるのです。
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兄友 のネタバレと感想
壮太もウブなんですよ。
明らかにまい目当てで遊びに来てるのに、
なかなか声もかけられないし下の名前も聞けません。
ちょっと手と手がぶつかっただけで真っ赤になっているのです。
話が丸聞こえの部屋ですが、
壮太が幸紘と部屋にいるときには何気にまいも部屋で勉強していたりします。
ふたりの会話をまいは聞いているんですよ。
そしてその会話の内容は「うちの妹狙ってんのか?軽く引くわぁ」とか、
「妹相手に挙動不審になってるんじゃねぇ」とか。
幸紘のドSっぷりがたまらないですね…。
友達同士の罰ゲームで、カップル限定のクッキーを
買いにいかなくてはならなくなったまいは、
クラスの嫌な男子とケーキ屋に並びます。
しかしそれを目撃した壮太はいつもの部屋で、
まいに彼氏がいるのでは?と幸紘に聞いているのが聞こえます。
そしてその会話を聞いているまい。
違ーう!と心で思っても、盗み聞きしているのが
ばれてしまうので否定も出来ません。
もじもじしていると幸紘がまいの部屋にどーんとやってきて、
壮太とまいを外に連れ出します。
一緒にコンビニの限定スイーツを買ってこい!と言うのです。
二人で歩く道の途中で、壮太はついにまいに告白します。
まいは罰ゲームで買ったカップル限定クッキーを壮太に渡して、
二人はめでたくお付き合いの序章を開いたのでした。
しかしこの後の進展もかなりの牛歩です。
幸紘も壮太にヘタレ野郎とか、幼稚園児とか、
ピータン野郎とか色々言ってますが。
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兄友 まとめ
年上の壮太がもう少しリードしてあげればいいのに、
壮太自身が付き合ってるのかな~なんて言ってますからね。
結局、お付き合いが始まっても肝心なところはいつも幸紘の助けがいるようです。
幸紘いいですね~。
壮太にもまいにも毒舌なのに、ちゃんとわかっていらっしゃる。
続きがめちゃくちゃ気になります。
「兄友」は3巻まで出ています。
ヘタレもドSも楽しめる、あくまでピュアなラブストーリーでした。
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