七生先生(原作Hacca Warks)の
『あかやあかしやあやかしの』を読みました。
神社から出たことのなかった少年が、
ヒトビトと交流していく奇譚ものです。
「あかやあかしやあやかしの」で検索して下さいね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
あかやあかしやあやかしの のあらすじ
空環(うつわ)市内の神社で生まれ育った由(ユエ)は、
外の世界へ出た事がありません。
ある夜、相棒の黒狐(クロギツネ)とともに、
ヒトビトの祭りへ紛れ込み、2人の少年と出会います。
この2人とトモダチになりたいと願う由でしたが、
空環の神社を統べる主であるミコ様から、2人の内、
どちらかを選んで喰らうように命じられます。
ミコト様の言う「食事」とは一体何なのでしょうか?
妖が跋扈するまちで、頻発する神隠しと関係あるのでしょうか?
読めば読む程、謎が深まり不思議な世界へと誘われます。
Hacca Warksの大人気ゲームのコミカライズです。
ゲームをプレイした人はもちろん、
プレイしたことのない人でも楽しめる内容となっています。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
あかやあかしやあやかしの のネタバレと感想
「あかやあかしやあやかしの/あかねのねいろのそのむこう/あかねのとりいのそのむこう/せかいのあわいのゆめうつつ」・・・
不思議な怪しいわらべうたに誘われて
異世界への扉が開かれます。
主人公の由は16歳くらいの少年にしか見えませんが、
神社で生まれ育ち、ある掟に縛られた異世界の住人です。
相棒の黒狐にそそのかされて、
ヒトビトの祭りの日、山を下りて遊びに来てしまいます。
みんな同じにしか見えないヒトビトの中で、
特別に思える2人の少年に出会います。
かざぐるまを睨んでいた椿灯吾と、
椿のストーカーをしていた遠近秋良です。
由は2人とトモダチになって、
彼らのことをもっと知りたいと願うようになります。
しかし、神社を統べる主のミコ様から、
2人の内どちらか由が気に入った方を選び、
食さねばならないと告げられます。
外界と離され知識に乏しい由は、
その赤ん坊並みの純真さで、
ミコ様の言葉の意味を分からないながらも受け入れます。
おかげで由と同じく知識の無い読み手は
「喰らうって何?食事って人間をどうするの??」と
疑問を抱えたまま読み進むことになります。
そのうちにこの物語の舞台である空環市が普通の街ではなく、
止まらない電車が走り、人々の失踪が頻発する
怪奇現象多発地帯であることが分かります。
その原因は空環市にかげがとどまり、
あやかしが棲みやすくなっていることでした。
そしてさらに気持ち悪い「悪食」まで出てきて謎は深まるばかりです。
最初はただの椿のストーカーとしか思えなかった秋良も、
実は何かを知っているようですが・・・?
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
あかやあかしやあやかしの まとめ
美しい絵と世界観に彩られ、
謎が謎を呼ぶ展開に読み進む手が止まりません。
すべての謎が解けるとき、
一体何が起こるのでしょうか!?
『あかやあかしやあやかしの』は8巻まで出ています。
『あかやあかしやあやかしの』は妖の街を生きる少年たちを描いた怪奇譚です。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら