浜名杏先生の
「兄とあんこの恋みくじ」を読みました。
もうすぐ30歳の独身女子が、
親の再婚で突然義理の兄と二人暮らしになる一つ屋根の下ラブコメディです。
「兄とあんこの恋みくじ」で検索して下さいね。
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兄とあんこの恋みくじ のあらすじ
餅田安子（もちだやすこ）は独身彼氏なしのアラサー女子です。
６年間働いた会社でリストラされ派遣社員として働き、
実家で父と二人暮らしをしています。
そんな安子はぼんやりと自分の幸せについて考えます。
仕事、恋愛、結婚、出産。
30歳を目前にして安子は女性としての生き方を
色々と考えてしまうのです。
安子も幸せをつかもうと友達と
久しぶりの合コンへと出席することにしました。
みんなで楽しく乾杯しますが目の前に座っている
トレーナーを着た男は微動だにしません。
頭もぼさぼさで何もしゃべらない男。
一応合コンのメンバーなので安子は気を使って話しかけますが、
ほとんど会話になりません。
男の隣に座っていた会社の先輩が教えてくれた情報によると、
その男はなんと「億り人」だったのです。
“億り人”とは株で成功して資産が1億円以上あるという人の事を指すらしいです。
会社を辞めて悠々自適暮らし。
安子の友達が安子の運の無さを話し、
ちょっと幸運を分けてもらえば？と冗談めかして話して場は盛り上がりますが、
その時スウェット男はきっぱりと「お断りします！」と声を荒げます。
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兄とあんこの恋みくじ のネタバレと感想
そして運がないなんてしょせん何もしようとしない人間の言い訳だ、
とか発想が甘いとか辛辣な言葉を浴びせてきました。
しらける合コンの場。
思わず安子は手に持っていたビールジョッキの中身を
スウェット男にぶちまけました。
安子だって頑張って生きてきたんですよ。
リストラされて彼氏に二股かけられても、笑って頑張ってきたんですよ。
見ず知らずの他人にいいように言われて、さすがにキレちゃったんですね。
うんうん、わかります。
数日後、安子は再婚する父の相手に会うべく、ホテルのロビーにいました。
そしてそこに現れたのは父の再婚相手の女性とその息子。
その息子とはあのスウェット男だったのです。
今日もスウェットのその男は名前を貴匡（たかまさ）と言って、
安子よりも年上の32歳でした。
みんなで食事をしながら話題は安子の仕事の話へ。
リストラされた話を笑ってしながらも、
貴匡の前でつい気まずい雰囲気になってしまいます。
そしてトイレに立った安子の後を貴匡は追いかけてきました。
そして決して安子を傷つけるつもりではなかったこと、
合コンのたびに呼び出され株の話を持ち出されて辟易していたこと、
場の空気を壊すことを言えばもう呼ばれなくなると思ったことなどを説明しました。
そして頭を下げて深く詫びてきたのです。
安子もビールをかけた事を謝りつつ、気を取り直して食事の場に戻りました。
家族が増えた事を素直に喜ぶ安子でしたが、数日後事態は思わぬ方向へ。
父と義母が新婚旅行に出かけている最中、
貴匡が安子の家にやってきてしばらく一緒に暮らすというのです。
貴匡のアパートが水漏れ工事をしている間だけらしいのですが、
さてどんな同居生活が待っているのでしょうか。
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兄とあんこの恋みくじ まとめ
髪の毛ぼさぼさでスウェットの貴匡ですが、
お顔立ちは中々イケメンですからね。
安子とも気が合いそうな気がするんですが…。
続きが気になりますね。
「兄とあんこの恋みくじ」は分冊分で４巻まで出ています。
安子が可愛くて好感が持てます。
今時のアラサー女子の可愛さがすごく出ている作品ですね。
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