秋元康先生原作、木村千歌先生作画の
「あずきちゃん」を読みました。
小学生のヒロインが転校生に一目惚れし、
やきもちを焼いたり自分に自信が無くなったりする様子が
ほのぼのとしたタッチで描かれているラブストーリーです。
1992年から連載が開始された作品で、
1995年にはアニメ化もされており、
当時小学生でアニメを見ていたことを思い出して
懐かしくなって読み始めました。
「あずきちゃん」で検索して下さいね。
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あずきちゃん のあらすじ
まず、読む前に驚いたのは、
「原作者の秋元康ってあのAKBグループの秋元康!?」
ということでした。
当時はそんなに有名な人が作った作品だとは全く知らず、
ただ単純に楽しんでいましたが、
大人になって読むと内容ももちろん楽しめましたが
当時は気づかなかったこともあり、ある意味で新鮮でした。
野山あずさ(のやまあずさ)は小学5年生の女の子。
名前の響きから「あずき」というニックネームで呼ばれていました。
同級生のケンちゃんからはスカートめくりをされるなど
からかわれていますが、周りの友人には
「ケンちゃんがあずきを好きでついからかってしまっている」
というように見られています。
もちろんあずき本人は全く気付いていません。
読んでいてふと、
「今の子供たちの間でもスカートめくりってあるのだろうか」
と疑問に思ってしまいました。
連載当時は学校帰りに男子がスカートめくりなどの
いたずらをするのはよくあることで、とても懐かしかったです。
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あずきちゃん のネタバレと感想
そんなある日、
あずきのクラスに小笠原勇之助(おがさわらゆうのすけ)
という男の子が転校してきます。
かっこいい勇之助は転校早々学校の女子から大人気となり、
あずき自身も今まで感じたことがないようなときめきを感じます。
勇之助のことが好きだと気づいても、
気持ちをアピールすることができないあずき。
親友のかおるやジダマにも相談できず、
勇之助がほかの女の子と話している姿を見れば不安になったり。
そんなあずきの恋は実るのでしょうか・・・。
小学5年生のわりにしゃべり方は少し大人びているあずきですが、
年相応の悩みがとてもかわいらしかったですね。
あずきは意外とやきもちやきで、
勇之助と美少女・ヨーコが隣同士の席になったときなどは
気が気ではないようでした。
ただ、気は小さいので結局なにか自分のアピールができるわけではなく、
勇之助とヨーコの邪魔をすることもできず・・・。
でも自分で行動をおこす勇気が出ないもどかしさや、
「好き」ということを何故か知られたくないという気持ちは
なんとなく理解できるような気がします。
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あずきちゃん まとめ
読んでいて懐かしさもありますし、
こと恋愛においては意外と当時と考えることは変わっていないのかも、
という気持ちになりました。
幅広い世代に楽しめるほのぼのとした作品ですが、
個人的には大人の女性にこそ読んでほしいなと感じました。
この作品は全5巻で、完結しています。
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