ももち麗子先生の
「きずな」を読みました。
斑鳩夏波(高2)は両親と弟と祖母の5人家族。
平凡ながらも幸せに暮らしていました…あの日までは。
次々と起こる不審な出来事、
「14年前の秘密」とは一体…?!?
謎が謎を呼ぶジェットコースター・サスペンス!!
「きずな ももち麗子」で検索して下さいね。
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きずな ももち麗子 のあらすじ
夏波はどこにでもいるようなイマドキの女子高生。
ちょっと世の中ナメてるところがあって、
学校から拝借した制服を売りに行ってお金にしたり、
ブランド物のバッグを買ってあげると近づいてきた
見知らぬキモイおっさんを利用したりと危なげな一面も。
イケメンに成長した常識ある弟・冬馬(中2)からは
姉貴いつか刺されるぞと言われてたりして~。
言わんこっちゃない、
先日バッグを買ってもらった代わりにメアドを教えた
相手・ミッキーからしつこくつきまとわれることに。
友人・メグの作戦でミッキーを陥れ、
ちょっとヒドイやり方で警察に突き出しました。
それからしばらくして…。
家に脅迫電話が掛かってきて窓には石が投げ込まれます。
誰かにつけられている気配があったり、
玄関の前に動物の死骸が置かれていたり…。
ミッキーが仕返しに来たのだと怯える夏波に
冬馬が会って話をつけてきてやると言い出します。
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きずな ももち麗子 のネタバレと感想
そうして出掛けた冬馬が
何者かに刺されて入院する事態に!
手術で輸血が必要になり
混乱の中で夏波はB型だと思っていた父・大成の血液型が
A型だと聞き疑問がわくもののその場では忘れてしまいます。
心労で倒れた母・沙知子の代わりに着替えを取りに帰った際、
祖母・光子宛ての手紙を成り行きで見てしまう夏波。
そこには「14年前の秘密」という
不可解な脅迫分が書かれてあり…?!
初っ端からなかなかの事件です(笑)
見るからに怪しげなミッキーが犯人…なんていう単純な話では
もちろんありませんよね~。
隠された謎に興味を引きつけられつかみは十分です!
その後冬馬の証言やなんかで犯人はミッキーではないことがわかり、
いよいよ深まっていく謎!
手紙の真相を確かめるべく光子を問いただす夏波。
光子の話も驚きの内容でしたが、
なんかしっくりこないことを感じている夏波。
冬馬にも言えず、
父の血液型の疑問を思い出し…、
そしてわかったのは父も光子も嘘をついていた!ということ。
どんどん謎が深まっていきます。
そして何を信じていいのか誰を信じていいのか、
疑心暗鬼になり誰にも相談できず…。
近所に住む幼なじみで家族ぐるみの付き合いのキュー太。
血液型の件でそのキュー太の父親も嘘をついていることがわかります。
もう一度光子に確かめようとしていたとき、
祖母は車にひき逃げされ命を落とします…、
“なにも見なかった、
冬馬のこともなにも知らない、
知らないフリをして生きなさい。
でないと家族がすべて壊れてしまう。
これからは夏波あんたが家を守るんだ。”
という言葉を夏波に残して…!
もちろんこれで事が済んだはずもなく、
光子の言葉には謎が残り、
家には泥棒が入るし、
入院中の冬馬が医師に扮した何者かに接触されます。
住民票から手がかりを得た夏波はたった一人で
真相を求めて名古屋へ行こうとします。
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きずな ももち麗子 まとめ
不安と恐怖に押しつぶされそうな夏波に
キュー太が同行してくれるのはささやかな救いですね。
しかし冬馬もそして父も事態が動き出したことを勘づいて…?!
辿り着いた名古屋では新たな事実が次々と判明しますが、
気になる続きは第2巻へ…!!
「きずな」は3巻で完結しています。
「きずな」はバブル期のトレンディドラマばりの展開な作品でした!
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