山田デイジー先生の
「昨日、いえなかったこと」を読みました。
夏休みの初日から、
10日間の補習をうけることになった美咲。
将来の目標はあるけど、
母子家庭の母親のことを思い、
進路を決めかねていました。
そんな時、補習の合間に行った屋上で、
クラスメートの高島君と初めて会話をします。
それをきっかけに、二人は仲良くなります。
そして、補習の終わったある日、
美咲が面倒を見ていた子供が熱を出します。
慌てる美咲。
それを助けたのは、病院の息子である高島君でした。
そして、二人は?!
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昨日、いえなかったこと のあらすじ
夏休みに入ったと思ったら、
10日間の補習を受けなければならない美咲。
将来は保育士になりたいと思っています。
そのために、行きたい高校がありますが、
母子家庭である家の経済状況を考えて、
志望校を決めかねています。
そんな状態なので、勉強にも身が入りません。
飛んできたシャボン玉を追いかけて屋上に行くと、
そこには金髪のクラスメート、高島君がいました。
最初は見た目から、美咲は高島君を怖がっていましたが、
二人は少しずつ話をして、仲良くなります。
高島君は病院の息子で、
親への反抗心から金髪にしているようです。
こういう設定は昔も今も定番ですね。
補習も最終日になり、
二人で屋上で会えなくなることに寂しさを感じる美咲。
もう、この頃から美咲は高島君に恋を?!
そんな時、美咲が面倒を見ていた子供が突然発熱します。
夜間だったため、診察してくれる病院を探すのに苦労する美咲。
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昨日、いえなかったこと のネタバレと感想
夜間診療をしていると聞いて行った病院が
閉まっていて途方にくれます。
しかし、そこに高島君が現れて、
家にいた父親に頭を下げ、診察してくれるよう頼みます。
ここで、高島君は、
自分は何でも言うとおりにするから診察して欲しい!と言います。
カッコイイですね!!
そのお陰で美咲は、
無事、子供の親に引き渡すことができました。
この出来事をきっかけに、
美咲は母親に自分の気持ちをぶつけます。
母親は美咲が思いを伝えてくれたことを喜んでくれました。
懐の深いお母さんに感動しました!
そして、久しぶりの学校。
友達の発言をきっかけに、二人は両想いであることを確認し、
夢に向かってともに歩き出します。
「昨日、いえなかったこと」の1巻に掲載されているこの話には、
「クリームソーダの夏」というサブタイトルがついています。
これは、美咲と高島君が二人で学校の屋上でやったシャボン玉を、
美咲がクリームソーダに喩えたことからとっているようです。
クリームソーダの甘くて、青い色が、
まだ中学生の二人の若い恋愛にピッタリです。
設定は、不良に見せかけて、
実はいい人な男子と、人の気持ちを考えすぎて、
自分の気持ちを言えない女の子というありがちなものです。
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昨日、いえなかったこと まとめ
しかしながら、二人の気持ちを確かめるシーンや、
脱力感たっぷりの美咲の様子など、
とてもリアリティーがあります。
現代っ子の二人の恋愛がどうなっていくか、とても気になります。
「昨日、いえなかったこと」4は巻まで出ていて、完結しています。
この作品は、今どきの中学生の恋愛がリアルに読める作品です!
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