藤沢志月先生の
「ハーレム☆ロッジ」を読みました。
最愛の父を亡くした碧は、
父の遺言にしたがい晴夢荘という下宿を訪ねます。
そこで碧は初めて会う男の子に、
オレの嫁になれと言われて…。
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ハーレム☆ロッジのあらすじ
佐々木碧は高校1年生。
大学教授だった父を亡くし、
父が最後に言った、
「片桐哲也という人のところへ行け」
という言葉を守るために、
晴夢荘という下宿を訪ねます。
ところがそこは、
キャシーというオカマが管理人をする、
一風変わった下宿だったのです。
下宿人は他に、
昭和の不良の恰好をした浪人生の小田秀一。
美少女のような風貌の若月歩(わかつきあゆむ)。
そして、無表情ながら若くてイケメンの
片桐哲也が住んでいました。
不審に思いながらも哲也に事情を話すと、
哲也はあっさり、
「こいつはオレの嫁、
今日から一緒に住む」と、
みんなに紹介をしたのです。
どうやら碧の父は、
出張先のフランスで哲也と知り合い、
自分に何かあったら碧を嫁にもらってくれるよう、
頼んでいたらしいのです。
いやいや、
哲也。
かっこいいのですよ。
顔はほとんど無表情で全く笑わないし、
何考えてるのか全くわかりませんが。
男前ですね~。
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ハーレム☆ロッジのネタバレと感想
この作品、
藤沢先生の初期の頃の作品なのですね。
今とは若干男の子のテイストが違うような気がしますが、
テンポのいいストーリーも、
ギャグ要素もとても楽しめます。
さて哲也の方は碧と結婚する気満々なのですが、
当然碧は断固拒否。
こんな浮世離れした変人と結婚などできないし、
変態だらけの下宿に住むのも無理!と、
下宿を飛び出してしまうのです。
帰る場所もなくふらついていた公園で、
通りすがりの酔っ払いが碧にしつこくからみます。
そこへ現れて碧を助ける哲也。
さらに車道に飛び出した碧を、
またしても哲也は身を挺して助けてくれるのでした。
「なんで、あたしなんかを助けるのよ」
泣きながら問う碧に、
碧の父を心から尊敬していること、
その父が守ってきたものを代わりに守ると約束したこと。
結婚するのが嫌なら婚約ってことでもいいから、
お前を守らせてくれ、
と真剣に言うのです。
泣きながらうなずく碧を優しく抱き寄せる哲也。
かっこいいですね~。
碧の父は碧が小さいころから出張ばかりで、
あまりそばにいてあげなかったみたいですね。
碧はとても寂しい気持ちをいつも抱えていたのです。
そこへ哲也が初めて、
一緒にいることのあたたかさを与えてくれたのでしょう。
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ハーレム☆ロッジ まとめ
さてこれから2人は
どのような関係になっていくのでしょうか。
同じ下宿のサブキャラ達もとてもいい味を出しています。
「ハーレム☆ロッジ」は2巻で完結しています。
“ハツハル”の藤沢志月先生が送る、
下宿ラブコメディでした。
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