栄羽弥(さこうわたり)先生の
「ラブオール!」を読みました。
二年前最愛の兄を亡くした希万里は、
鹿の森学園特別通信科を守るために、
生徒会長の天地らと共にバドミントン部をつくり、
大会出場を目指します。
「ラブオール!」で検索して下さいね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
ラブオール!のあらすじ
羽野希万里(はのきまり)15歳は
鹿の森学園の特別通信科に入学しました。
この学園にはエリート男子が通う普通科と、
年齢性別問わず誰でも入れる特別通信科があるのです。
ところが入学式の檀上で突然学園長が、
特別通信科をあと1年で廃止すると言い出します。
希万里の兄の事件が原因だというのです。
実は希万里は二年前、
普通科に通う最愛の兄を亡くしていたのでした。
兄の死因は急性アルコール中毒。
特別通信科の生徒が普通科の生徒に、
無理やり酒を飲ませたために
起きた事件だと言われていました。
自らも特別通信科(特通科)へ入学した希万里は、
特通科の先輩たちとふれあうにつれ、
普通科だった兄が特通科の生徒たちと深く交流を持ち、
バドミントンへ情熱を注いでいたことを知ります。
特通科を廃止にしてはいけない、
と強く想う希万里に、
普通科の生徒会長小沢天地と矢加田美優(やかたびゆう)が
力を貸してくれることになります。
三人はこれから、
特通科廃止に向け動いていくこととなります。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
ラブオール!のネタバレと感想
それにしても、
栄先生が描くイケメンたちはほんとに美しいです。
とにかくかっこいい。
出てくる主要人物が軒並みイケメン揃いで、
目移りしちゃいますね。
さて、
特通科を廃止にさせないために立てた計画とは、
バドミントン部を復活させて
大会で名をあげることだと考えます。
そのためには学園長に
バド部再開の許可を得なければなりません。
難航するかと思われましたが、
意外にも学園長はあっさりとバド部の再開を認めます。
この学園長、
ものすごく地味なルックスで、
パッと見は普通の優しそうなおばさんなのですが、
裏では色々な事をやっているようですね。
バド部再開についても何やら企みがあると思われます。
そしてさっそく部員集めを始める三人ですが、
これがなかなか集まりません。
中には二年前の事件以来、
部活動が禁止になったことを逆恨みする生徒もおり、
希万里はその生徒たちに乱暴されそうになってしまいます。
そこへさっそうと助けに現れる美優と天地。
保健室に運ばれた希万里に、
天地は二年前何があったのかを語り始めるのです。
実は天地は二年前の事件の関係者でした。
近くにいたのに何も出来なくてごめん、
と頭を下げる天地。
そんな天地に、
特通生の人たちのこと、
死んだ兄のことをずっと考えていてくれてありがとう、
と言う希万里。
三人の絆はさらに深まり、
特通科を存続するために結束を固くするのでした。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
ラブオール! まとめ
したたかな学園長相手に、
三人は特通科を守りきれるのでしょうか。
この作品のすごいところは
栄先生の美しい作画だけでなく、
内容もかなり練られていて、
読み応えがハンパないのです。
ラブオール!は3巻で完結しています。
イケメンたちがかっこいい、
青春ラブミステリーでした。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら