上田美和先生の
「パピヨン －花と蝶－」を読みました。
亜蝶と花奈は双子の姉妹。
だけどまるで正反対の二人。
亜蝶が片想いしていた男子を花奈に奪われ、
自暴自棄になっていたところに現れた魔法使い！
その彼に“魔法”を教わってから
少しずつ変わり始める亜蝶…、
それはサナギが羽化して蝶になるように・・・！？
「パピヨン －花と蝶－」で検索して下さいね。
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パピヨン －花と蝶－ のあらすじ
水城亜蝶と花奈は双子の高校1年生。
姉の亜蝶が内気な性格なのに対して、
妹の花奈はいつも明るくかわいくノリがよくって、
人が集まってくる人気者です。
実は育った環境がまるで違う二人…、
亜蝶は産まれてすぐ田舎の祖母に預けられ、
花奈だけが親元で育てらてたのです。
小2の時祖母が体を壊して
やむなく都会で同居することになり再会したのですが、
田舎と都会…まるで正反対の生活だった二人、
もし自分が逆の環境で育っていたら…
そう考えることもある亜蝶ですが…？！
産まれてすぐ預けられて別々に育てられるなんて、
何かよほどの事情があるんでしょうけれど、
それが少なからず影を落としていること
（亜蝶にとって）は見過ごせないことですね～。
自分がいなくなっても親は悲しまないとか言ってるのも
関係あるんでしょうし、
何があったのか気になるところです。
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パピヨン －花と蝶－ のネタバレと感想
亜蝶と同じクラスの小池流星は、実は幼なじみの子。
夏が来るたび帰省で田舎に来ていた流星とは
いつも一緒に遊んでいて、
亜蝶にとっては一番キラキラして輝いていたときだと思っています。
高校生になって再会したとき、
亜蝶はすぐ流星に気づいたのですが彼の方は気づかず、
またかっこよくなっていた彼に
声をかけられないまま今日に至る亜蝶。。。
学祭の日、
地味な亜蝶は仕事を押し付けられ
まるで舞踏会行きそびれたシンデレラ状態に。
そこへ現れた魔法使いのような男の人。
彼の魔法のような言葉で亜蝶の世界が変わっていきます…！
流星との写真に亜蝶の願望を書き込み、
それが“未来に起こる現実”だと言う彼。
“心から何かを欲しいと望んだことはあるか？
欲しいものはまず宣言するんだ。
毎日それを見て復唱する、
潜在意識に刷り込まれるまで何度も何度も。
心の在り方は現実に反映される、
本気で願えば望みは叶うんだ”
そんな彼の言葉を驚きをもって聞く亜蝶。
そんなこと考えたこともない彼女にとって、
それは夢みたいなことに思え、
受け入れ難く感じるものの…言葉にし口に出してみたら…！？
こういう考え方があるってこと、初めて知ったときは誰でも
それまでの価値観や考え方を大きく揺さぶられますよね。
でも私はそういう想いの力・思考の力を信じてます。
…のでまさかそういった要素のある作品だとは、
とちょっとうれしくなっちゃいました（笑）
その謎の男の人は九颯人（24）、
スクールカウンセラー見習いの大学院生でした。
その後も九ちゃんのアドバイスに励まされ、
少しずつ変わっていく亜蝶がどうなっていくのか、
今後の展開がとっても楽しみです。
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パピヨン －花と蝶－ まとめ
一見自信家で苦労知らずのように見える花奈も、
実は努力していたり意外とちゃんと考えて行動していたり、
また流星とのやりとりなどからもこの作品は、
しっかりと人の心情を捉えて描き出している印象を受けました。
「パピヨン －花と蝶－」は8巻で完結しています。
「パピヨン －花と蝶－」は悩める人に希望が湧いてくるような作品でした！
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